App Store Connect ステータス通知Webhook
概要
「appstore-status-webhook」は、App Store Connectから送られるWebhookイベントを受信し、SlackやDiscordなどのコミュニケーションツールへ自動的に転送するサーバーレスなWebhookプロキシです。通知メッセージは多言語対応でローカライズされ、視認性に優れた形式で送信されるため、グローバルチームのリリース状況共有に最適です。TypeScriptで実装され、Vercelなどのサーバーレス環境へ容易にデプロイ可能。これにより、App Storeのリリースステータスをリアルタイムでチームに知らせ、開発・運用の効率化を実現します。
リポジトリの統計情報
- スター数: 3
- フォーク数: 0
- ウォッチャー数: 3
- コミット数: 19
- ファイル数: 11
- メインの言語: TypeScript
主な特徴
- App Store ConnectのWebhookイベントを受信し、SlackやDiscordに通知を送信
- 多言語対応で英語・韓国語などのローカライズ済みメッセージを提供
- サーバーレス環境(Vercelなど)への簡単デプロイが可能
- 通知内容は美しくフォーマットされ、チームの状況把握を促進
技術的なポイント
本プロジェクトはTypeScriptで書かれており、Node.jsサーバーレス環境で動作するWebhookプロキシとして設計されています。App Store Connectが提供するWebhookイベントを受信し、その内容をパースしてSlackやDiscordのWebhook URLへPOSTリクエストで転送します。通知メッセージは単なるテキストではなく、各プラットフォームに最適化されたリッチなフォーマットで送信されるため、視認性が高く、重要な情報を即時に把握可能です。
国際化(i18n)にも対応しており、メッセージはユーザーの言語設定に応じて切り替えられます。READMEには韓国語版ドキュメントも同梱されており、多言語対応の意識が高いことが伺えます。これにより、グローバルなチームでも違和感なく利用できる設計です。
また、サーバーレス環境での運用を前提としており、特にVercelへのデプロイが推奨されています。Vercelのボタン一つでリポジトリをクローンし、環境変数にSlackやDiscordのWebhook URLをセットするだけで即座に通知環境が構築可能です。これにより、面倒なサーバー構築や運用管理のコストを大幅に削減しています。
APIの設計もシンプルで、受信したWebhookイベントを検証・正規化し、複数プラットフォームへ同時に通知を送る仕組みを実装。イベントタイプごとにメッセージ内容をカスタマイズしているため、たとえばビルド成功やリリース失敗などのステータスが明確に分かるようになっています。
このように、開発効率の向上だけでなく、運用段階でのチーム間コミュニケーションの円滑化を強く意識した設計となっており、App Storeのリリース状況をリアルタイムに共有したい開発チームにとって非常に有用なツールです。
プロジェクトの構成
主要なファイルとディレクトリ:
- .gitignore: Git管理対象外ファイルの指定
- LICENSE: ライセンス情報
- README.ko.md: 韓国語版README
- README.md: 英語版README
- api: デプロイ先のサーバーレス関数コードを格納
- package.json: 依存ライブラリとスクリプト管理
- tsconfig.json: TypeScriptコンパイラ設定
- vercel.json: Vercelデプロイ設定
- utils.ts: ユーティリティ関数群
- locales: ローカライズ用メッセージファイル群
- types.ts: 型定義ファイル
まとめ
App Storeリリース状況の自動通知を多言語対応で実現する便利なWebhookプロキシ。
リポジトリ情報:
- 名前: appstore-status-webhook
- 説明: 🚀 Auto-notify your team about App Store release status via webhooks
- スター数: 3
- 言語: TypeScript
- URL: https://github.com/techinpark/appstore-status-webhook
- オーナー: techinpark
- アバター: https://avatars.githubusercontent.com/u/45546296?v=4