autogo-screenshot:Androidデバイス用高機能スクリーンショットツール

Tool

概要

autogo-screenshotは、Androidデバイスのスクリーンショットを簡単かつ高度に取得・編集できるツールです。USBデバッグを有効にしたAndroid端末に接続し、ADBコマンドを用いたスクリーンショット取得や、ノードアシスタントを利用した別のキャプチャ手段を備えています。特徴的な機能として、12×12ピクセルのグリッドに25倍まで拡大できる高精細な拡大鏡、多点の色抽出やGo言語コードの自動生成、ドラッグによる領域選択とクロップ、PNG/JPG形式での保存に対応。リアルタイムでピクセル座標を表示し、UI検証やアプリ開発に役立つ機能が豊富に揃っています。

GitHub

リポジトリの統計情報

  • スター数: 3
  • フォーク数: 0
  • ウォッチャー数: 3
  • コミット数: 5
  • ファイル数: 8
  • メインの言語: JavaScript

主な特徴

  • ADBによるAndroidデバイスのスクリーンショット取得とノードアシスタントによる二重キャプチャ機能
  • 25倍拡大可能な12×12ピクセルグリッドの高精度拡大鏡搭載
  • 複数箇所の色を同時に抽出し、Go言語のコードとして出力可能
  • ドラッグ操作による指定領域のクロップおよびPNG/JPG形式での保存対応

技術的なポイント

autogo-screenshotは、主にJavaScriptで実装されており、フロントエンドとバックエンドの2層構造を持つことで、ユーザビリティと機能性を両立しています。バックエンドでは、ADB(Android Debug Bridge)を駆使してAndroid端末からのスクリーンショット取得を自動化。USBデバッグが有効なデバイスと通信し、リアルタイムで画面キャプチャを取得するためのAPIを提供しています。さらに、ノードアシスタントを用いた別方式のキャプチャ方法を実装することで、状況に応じた柔軟なスクリーンショット取得を可能にしています。

フロントエンドはブラウザベースのUIを備え、取得した画像を表示しながらユーザーが直感的に操作できるよう設計されています。特に注目すべきは、12×12ピクセルの正確なマス目を表示しながら、25倍までのズームが可能な拡大鏡機能。これにより、細かなドット単位の色判別やUI要素の微細な確認が行えます。また、マウス操作によるドラッグで任意の範囲を選択し、その領域だけを切り出せるクロップ機能も搭載。選択範囲の座標情報はリアルタイムで右側のパネルに反映され、座標データはコピーして他の開発ツールに活用可能です。

色抽出機能も高度で、単一のピクセルだけでなく複数箇所の色を同時に取得できます。取得した色データは、Go言語用のコードスニペットとして自動生成されるため、主にGoで開発を行うユーザーにとっては作業効率の大幅な向上が期待できます。色取得モードはUI上で簡単に切り替えられ、選択した色の16進数表現も即座に確認可能です。

ファイルの保存はPNGとJPGをサポートしており、用途に応じて画質やファイルサイズを選択できます。Linux/macOS用のstart.shやWindows用のstart.batを用意しており、コマンド一発でサーバーを起動、ブラウザ経由で操作を開始できる点もユーザーフレンドリーです。

このように、autogo-screenshotはAndroidアプリ開発やUI検証、テスト自動化の現場で求められる「高精度なスクリーンショット取得」「詳細な色抽出」「選択領域の切り出し」といった機能をシンプルかつパワフルに提供することを目指しています。

プロジェクトの構成

主要なファイルとディレクトリ:

  • .gitignore: Git管理除外設定ファイル
  • README.md: プロジェクトの概要と使い方を記述
  • backend: サーバーサイドのコードを格納するディレクトリ(ADB連携ロジック含む)
  • frontend: クライアント側のUIコードを格納するディレクトリ
  • go.mod: Go言語のモジュール管理ファイル(色コード生成用)

その他ファイル:

  • start.sh: Linux/macOS用起動スクリプト
  • start.bat: Windows用起動バッチ
  • img/: スクリーンショットやUIイメージを格納するディレクトリ

まとめ

Android開発の効率を高める多機能スクリーンショットツール。

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