BacTSH — TtGames向けDX11テクスチャシート作成ツール
概要
BacTSHは、TtGamesのDX11レンダリングを使ったゲーム(LEGO Batman 3以降)向けのテクスチャページ(シート)作成ツールです。GameMaker(Game Maker Language)で実装されたスタンドアロン的なエディタで、ユーザーは新規テクスチャシートを作成し、個々のアイテム(スプライトやテクスチャ領域)を追加・配置・保存できます。主にモッディングやリソース置換、カスタムアセット作成を目的としたユーティリティで、出力したシートをゲームに組み込むことを想定しています。作者は寄付(Ko-fi)を受け付けています。
リポジトリの統計情報
- スター数: 4
- フォーク数: 0
- ウォッチャー数: 4
- コミット数: 5
- ファイル数: 15
- メインの言語: Game Maker Language
主な特徴
- DX11対応のTtGames向けテクスチャシートを作成・編集可能
- GameMaker製のGUIでアイテム追加とシート保存が簡単
- プロジェクト形式(.yyp)で配布され、カスタマイズや拡張がしやすい
- 作者によるサポート/寄付案内(Ko-fiリンク)がREADMEに記載
技術的なポイント
BacTSHはGameMaker Studioプロジェクトとして構成されており、BacTSH.yypやリソース順を定義するファイルが含まれる点が特徴です。.yypファイルはGameMakerのプロジェクト定義で、スプライト/オブジェクト/スクリプトなどのリソースを管理します。Game Maker Language(GML)で実装されたロジックは、テクスチャの取り込み、領域管理、シートへの焼き込み(合成)、およびメタデータの保存処理を担っていると考えられます。
具体的には、テクスチャシート作成ツールに求められる技術要素が盛り込まれている可能性が高いです。例えば複数の小さなテクスチャを効率良く一枚に詰めるビンパッキングやグリッド配置アルゴリズム、透過を維持したPNG等の画像出力、各アイテムのUV領域や名前を管理するメタ情報(JSON/XMLや独自フォーマット)生成、DX11向けに最適化されたフォーマット対応。またGameMakerのイベント/インターフェースを使って直感的な操作パネルを実装しているため、非プログラマでも扱いやすい設計が期待できます。
プロジェクト内のLICENSEやREADME.mdは配布条件や使い方、ビルド手順(必要ならGameMakerのバージョン)を示しているはずなので、実際に利用や改変を行う場合はこれらを確認してください。拡張性としては、GMLコードを読むことで出力フォーマットの追加、パッキング戦略の修正、外部ツールとの連携(例えばDDS変換や専用メタデータの生成)などが行えます。
プロジェクトの構成
主要なファイルとディレクトリ:
- .gitattributes: file
- BacTSH.resource_order: file
- BacTSH.yyp: file
- LICENSE: file
- README.md: file
…他 10 ファイル
READMEの抜粋:

BacTSH is a texture page tool for TtGames’ games after LEGO Batman 3: Beyond Gotham. This tool can create texture sheets from scratch, just add items and save. If you like this tool, and are able to support me financially, I would greatly appreciate it if you could throw me a few bucks here.
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まとめ
TtGames向けテクスチャ作成を手軽に行えるGameMaker製ツール。モッディング用途に有用で、ソースを読みながら機能拡張もしやすい。
リポジトリ情報:
- 名前: BacTSH
- 説明: TtGames DX11 Texture Sheet Tool
- スター数: 4
- 言語: Game Maker Language
- URL: https://github.com/AlubJ/BacTSH
- オーナー: AlubJ
- アバター: https://avatars.githubusercontent.com/u/47273965?v=4