basicrop — GPUIで作るシンプル画像トリミング
概要
Basicropは、GPUI(GPUを用いたRust製UIライブラリ)で作られたシンプルな画像トリミングプログラムです。軽量で直感的な矩形選択インターフェースを備え、GPUI Componentを用いた標準的なUI部品やQCropからのアイデアを参考にしています。ソースはRustで書かれており、GPU描画により高解像度画像でもスムーズに操作できることを目指しています。学習用や自分用の小さなユーティリティとして使いやすく、MITライセンスで配布されています。
リポジトリの統計情報
- スター数: 1
- フォーク数: 0
- ウォッチャー数: 1
- コミット数: 5
- ファイル数: 7
- メインの言語: Rust
主な特徴
- GPUIを用いたGPUアクセラレートされた描画でインタラクティブな操作を実現
- Rustで実装された軽量なコードベース(学習や拡張に適する)
- GPUI Componentを利用した既存コンポーネントの活用(UI構築が容易)
- QCropに触発されたシンプルなトリミング操作とスクリーンショットの提供
技術的なポイント
BasicropはRustで書かれ、GPUIとGPUI Componentの上に構築されています。GPUIはGPUベースの描画パイプライン(内部でwgpu等を利用することが多い)を用いるため、ピクセル操作や高解像度画像の表示がCPUだけで行うUIに比べて高速かつ滑らかに行えます。アプリケーションの基本構成は、画像をGPUテクスチャとしてアップロードし、矩形選択のためのオーバーレイ描画とユーザー入力(マウスドラッグ、リサイズハンドルなど)を受け取るイベントループで構成される想定です。
状態管理はRustの所有権モデルとシンプルな構造体で行い、選択矩形の座標変換(ウィンドウ座標→画像ピクセル座標)、アスペクト比固定やスナップなどの機能は矩形の計算ロジックで実装できます。画像の入出力はREADMEに明示されていませんが、Rustではimageクレート等を使って読み書きし、切り出した結果をファイルにエクスポートすることが一般的です。GPUI Componentを使うことで、ツールバーやボタン、スライダーなどの標準的UI要素を再利用でき、最小限のコードでインタラクティブなUIを組み立てられます。
開発面ではCargoによるビルド管理、MITライセンスでの配布、少数ファイルで完結するリポジトリ構成が特徴です。拡張の余地としては、シームレスなフォーマットサポート(PNG/JPEG/WEBP)、非破壊プレビュー、キーボードショートカット、バッチ処理対応などが考えられ、GPUIの利点を活かしてクロスプラットフォームなデスクトップツールへ発展させやすい設計になっています。
プロジェクトの構成
主要なファイルとディレクトリ:
- .gitignore: file
- Cargo.lock: file
- Cargo.toml: file
- LICENSE: file
- README.md: file
…他 2 ファイル
まとめ
GPU描画を活かしたシンプルなRust製クロップツール、学習用に最適。
リポジトリ情報:
- 名前: basicrop
- 説明: Basic image cropping program made with GPUI
- スター数: 1
- 言語: Rust
- URL: https://github.com/b-fuze/basicrop
- オーナー: b-fuze
- アバター: https://avatars.githubusercontent.com/u/10504957?v=4
READMEの抜粋:
Basicrop
Basic image cropping program made with GPUI
Screenshot of Basicrop
Credits
- Zed developers for GPUI
- Longbridge developers for GPUI Component
- QCrop for original inspiration
License
MIT…