CEP検索と仲介業者カタログ(busca-cep-e-corretores)

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概要

このリポジトリは、Node-REDを用いてBrazilAPIと連携し、CEP(ブラジルの郵便番号)検索に地図表示を組み合わせたデモ/ユーティリティです。ブラジルの公共API(BrazilAPI)から住所や仲介業者(corretoras)情報を取得し、Leaflet.jsでインタラクティブな地図を生成します。Nominatimを使った自動ジオコーディングにより、有効なCEPであれば緯度経度を補完してマーカー表示が可能。さらにMQTTを使ったメッセージングやSQLiteによるデータのキャッシュ/記録もサポートしており、IoTや軽量バックエンドとの統合にも向いた構成になっています。

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リポジトリの統計情報

  • スター数: 1
  • フォーク数: 0
  • ウォッチャー数: 1
  • コミット数: 7
  • ファイル数: 5
  • メインの言語: 未指定

主な特徴

  • Node-REDフローでBrazilAPIを呼び出し、CEP検索と仲介業者カタログを提供
  • Leaflet.jsを用いたインタラクティブな地図表示とNominatimによる自動ジオコーディング
  • MQTT連携によるリアルタイムメッセージング対応
  • SQLiteを用いたローカルキャッシュ/ログ保存でAPI呼び出し回数やレスポンスを管理

技術的なポイント

このプロジェクトは「ローコード」プラットフォームであるNode-REDを中核に据え、外部の公開APIと地図表示ライブラリを組み合わせる設計が特徴です。flows.jsonにはNode-REDのフロー定義が含まれており、HTTPリクエストノードでBrazilAPI(CEP検索やcorretorasエンドポイント)を叩き、取得したJSONを関数ノードやテンプレートノードで整形してフロントエンド表示やデータベース保存に渡します。

地図表示はLeaflet.jsを利用しており、住所情報に緯度経度が含まれない場合でもNominatim(OpenStreetMapのジオコーディングサービス)へクエリを飛ばして自動で座標を取得します。この自動ジオコーディングにより「すべての有効なCEPに対して地図を生成する」という要件を満たしています。Nominatim利用時はレートリミットや利用規約に注意が必要ですが、SQLiteを使ったローカルキャッシュを挟むことで同じ住所への問い合わせ回数を抑え、API負荷とレイテンシを改善できます。

MQTTは軽量メッセージングのために組み込まれており、CEP検索結果や仲介業者リストの更新をトピックで配信して、他のサービス(例:ダッシュボード、モバイルアプリ、IoTデバイス)へリアルタイムに通知できます。Node-RED内のMQTTノードを利用すれば、受信トリガーで自動検索やデータ同期のワークフローを構築可能です。

SQLiteは組み込み型のRDBとして、検索履歴やAPI結果のキャッシュ、オフライン時のデータ保持に適しています。Node-REDのnode-sqlite等のノードを使えば、シンプルにクエリを発行して結果を再利用できます。package.json/package-lock.jsonは依存関係管理と環境再現に使えるため、Node-REDをコンテナ化したり、外部ノードを追加導入する際の参照になります。

最後に、実運用ではBrazilAPIやNominatimのエラー・タイムアウト処理、入力バリデーション(CEPフォーマットチェック)、レート制御、そして地図表示時のセキュリティ(CORSやAPIキーの保護)を考慮する必要があります。本リポジトリはプロトタイプとしてこれらの技術を組み合わせる良い出発点となります。

プロジェクトの構成

主要なファイルとディレクトリ:

  • .gitignore: file
  • README.md: file
  • flows.json: file
  • package-lock.json: file
  • package.json: file

まとめ

Node-REDで手早くCEP検索+地図連携を試せる、学習・プロトタイプ向けの実用的なリポジトリです。

リポジトリ情報: