capsel:TypeScript製データレイヤーコア

Library

概要

capselは「フレームワークに依存しないデータレイヤーの核」を目指す小規模なTypeScriptライブラリです。開発中(WIP)ではありますが、設計上はモジュール化と明示的な依存性注入を重視し、Controllers/Services/Repositories/Facadesといった慣れ親しんだレイヤーを使ってアプリケーションを構成します。デコレーターやランタイムのリフレクションを使わずに依存関係を注入する方式を採っているため、実行環境へのロックインが少なく、テスト時にモジュール単位で差し替えやすい点が特徴です。サーバーサイドの任意フレームワークと組み合わせて使えるよう設計されています。

GitHub

リポジトリの統計情報

  • スター数: 1
  • フォーク数: 0
  • ウォッチャー数: 1
  • コミット数: 4
  • ファイル数: 10
  • メインの言語: TypeScript

主な特徴

  • フレームワーク非依存:どのサーバーサイドフレームワークとも併用可能
  • デコレーター/リフレクション不要の依存性注入(DI)
  • モジュール・レイヤー構成(Controllers, Services, Repos, Facades)で設計を整理
  • テスト容易性:モックではなくプロバイダ差し替えでユニットテストを簡潔に

技術的なポイント

capselが掲げる技術的な差別化点は「明示的で軽量なDI」と「モジュール境界の厳格化」にあります。デコレーターやランタイムメタデータに依存しない設計は、TypeScriptの型システムを補助的に使いつつ、実行時のオーバーヘッドや環境依存を避ける目的です。実装としては、モジュールごとに「提供するファサード/サービス/リポジトリ」を明示的に登録するレジストリやファクトリパターン、プロバイダマップを使い、起動時に依存グラフを解決する方式が自然に想定されます。これにより、クロスモジュールの直接的な依存を禁止し、必ずFacade経由で他モジュールとやり取りさせることで循環参照を防止しつつインターフェース駆動開発を促します。テスト面では、実際のモジュール実装を差し替え可能なプロバイダを用いることで、外部リソース(DBやネットワーク)に触れずにロジック単体を検証できる点が強みです。また、TypeScript中心の設計は型安全を高め、IDEサポートによる開発効率向上にも寄与します。現状はWIPであり、APIの安定化やドキュメント整備が進むことで採用ハードルは下がる見込みです。

プロジェクトの構成

主要なファイルとディレクトリ:

  • .gitignore: file
  • README.md: file
  • biome.json: file
  • package.json: file
  • pnpm-lock.yaml: file

…他 5 ファイル

(小規模リポジトリのため、実装はコアとなるDIロジックと型定義、サンプルモジュールなどに集中している想定です)

使いどころと注意点

  • 使いどころ:サーバーサイドアプリケーションやフルスタックプロジェクトで、ビジネスロジックの分離・モジュール化を重視する場合に有用です。既存のフレームワーク(Express/Koa/Nest等)に組み込むことより、アプリケーションのデータレイヤーを独立して管理したいチームに向いています。
  • 注意点:現時点は開発中のためAPIや仕様が変わる可能性があります。運用目的での採用は安定版リリースまで待つのが安全です。ドキュメントや実践例が不足しているため、導入時はリポジトリを読んで設計意図を把握する必要があります。

まとめ

フレームワーク非依存かつデコレーター不要の軽量DIで、モジュール境界を守る設計を志向するライブラリ(開発中)。

リポジトリ情報:

READMEの抜粋:

capsel

A TypeScript data layer kernel for backend- and fullstack apps. Compatible with whatever framework or library you’re using.

🚧 WIP, under development

  • Dependency Injection without decorators and without reflection
  • Works in any server-side framework
  • Write code that’s easy to test without module mocks all over the place
  • Structures code into modules, layers and interfaces
  • Familiar Controllers, Services, Repos, Facades
  • Ensures that Facades are used for cross-module dependencie…