Claude Code における任意ファイル読み取りの実証(claude_code_arb_file_read)

Security

概要

本リポジトリは、Anthropicの「Claude Code」と呼ばれるコーディング支援エージェントにおいて発見された「任意ファイル読み取り(arbitrary file read)」に関する簡易的な記録です。作者は開発中に偶然バグを見つけ、報告(責任ある開示)を行ったが、これは「軽微なバグ」と判断され修正されない旨がREADMEに記されています。リポジトリ自体はREADMEと概念実証用の画像のみで構成され、脆弱性が示すリスク(シークレット漏洩や内部ファイルへのアクセスなど)を啓発することが主目的です。実際の攻撃手順は記載されておらず、解析や対策検討のための出発点として有用です。

GitHub

リポジトリの統計情報

  • スター数: 3
  • フォーク数: 1
  • ウォッチャー数: 3
  • コミット数: 9
  • ファイル数: 2
  • メインの言語: 未指定

主な特徴

  • Claude Codeで見つかった任意ファイル読み取りに関する概念実証の記録
  • READMEに脆弱性の発見経緯と責任ある開示の記載あり
  • 実証画像(arb_poc.png)による挙動確認用の補助資料を含む
  • 攻撃手順の詳細は含まず、リスク啓発と簡易なPoCの提示に留まる

技術的なポイント

本リポジトリから読み取れる技術的要点は複数あります。まず、Claude Codeのようなコード自動生成/実行エージェントは「ワークスペース」や「実行環境」へのアクセス権を持つため、ファイルシステムや環境変数、シークレットストアなどの機密データに到達しうるという設計上の前提がある点が重要です。READMEには発見者が偶発的にバグを見つけ、報告した旨が記されており、ベンダー(Anthropic)に対して責任ある開示を行ったが、該当箇所は”軽微”と判断されて修正されないと述べられています。これ自体が示唆するのは、LLM駆動の実行型サービスでは「想定外の振る舞い」がセキュリティ問題につながる可能性があり、ベンダーのリスク評価によって対処が分かれるという現実です。

任意ファイル読み取りは直接的に以下のリスクをもたらします:APIキーや認証情報、SSH鍵、ソースコード、設定ファイルの漏洩。また、攻撃者は得られた情報を足がかりにさらなる侵害(横展開や権限昇格)を行うことが可能です。対策としては、ファイルアクセスに対する明示的なACL適用、最小権限の実行環境、入出力のサニタイズ、実行ログと監査の強化、外部通信の厳格な制御が考えられます。さらに、エージェントが生成するコードやコマンドを実際に実行する際は「レビュー+承認」フローを導入するか、人の監査を必須化する運用面での防御も重要です。

このリポジトリは技術的に深い解析資料ではないものの、PoCの視覚的証拠(arb_poc.png)と発見経緯の記載により、研究者や運用者がClaude Codeのセキュリティモデルを再評価する契機を提供しています。特に、言語モデルベースの自動化ツールを組織で採用する際には、設計段階での境界設定(どのファイルにどの程度アクセスさせるか)と、検出・応答の体制整備が不可欠であることを強調します。(約700字)

プロジェクトの構成

主要なファイルとディレクトリ:

  • README.md: file
  • arb_poc.png: file

まとめ

軽微とされた脆弱性でも情報漏洩に繋がりうるため、LLM実行環境の権限設計と監査が重要です。

リポジトリ情報:

READMEの抜粋:

Claude Code arbitrary file read

I recently started playing more and more with Claude Code which is a “state-of-the-art” coding agent.
It’s quite helpful in helping me prototyping a lot of my ideas.
In any case, I accidently discovered a bug and reported it.
The bug is quite minor and won’t be fixed (after responsibly disclosing to the vendor, Anthropic) but might illustrate how dangerous those systems are.

Claude Code security model

When it…