Cursor Unchained — CursorのTab補完を他IDEで使えるようにするプロジェクト

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概要

Cursor Unchainedは、Cursorの高性能な「Tab complete」機能をリバースエンジニアリングして、他のIDEやエディタでも同様の補完体験を再現できるようにすることを目指す実験的プロジェクトです。Cursor自体は優れた補完体験を提供しますが、現状はCursor内や特定の環境に限定されがちです。本リポジトリは、プロトコルやリクエスト/レスポンス形式の解析、補完データの抽出・変換、外部エディタ向けのクライアント実装(TypeScriptベース)などの作業を通じて、Tab補完機能をアンチェイン(解放)することを狙います。現時点ではプロトタイプ段階であり、実装や法的・倫理的側面の検討が必要です。

GitHub

リポジトリの統計情報

  • スター数: 9
  • フォーク数: 1
  • ウォッチャー数: 9
  • コミット数: 4
  • ファイル数: 10
  • メインの言語: TypeScript

主な特徴

  • CursorのTab completeの挙動を解析して他IDEで利用可能な形に変換するプロトタイプ実装。
  • TypeScriptで記述されており、クライアント側や変換ロジックの拡張が容易。
  • 環境変数管理(env.example)や資産管理(assets)を含む軽量なプロジェクト構成。
  • 実験的・教育的な目的でのリバースエンジニアリングを主眼にしている点。

技術的なポイント

このプロジェクトの技術的コアは「既存の補完プロトコルの理解と、別のエディタが受け取れる形式へのマッピング」にあります。具体的には、Cursorが提供するTab補完のリクエスト/レスポンスの構造(トークン位置、候補テキスト、メタ情報、挿入レンジなど)を解析し、それをLanguage Server Protocol(LSP)や各エディタの拡張APIが期待する補完オブジェクトへ変換するための中間層を設計します。TypeScriptを採用しているためプロトコルの型定義を作りやすく、ネットワーク層のラッパーやキャッシュ、補完候補のスコアリング調整なども実装しやすい構成です。

リポジトリ内にはenv.exampleがあり、外部APIキーや認証情報を環境変数で管理する想定が見られます(実運用ではセキュリティ・利用規約の確認が必須)。bun.lockが含まれている点からbunランタイムやパッケージ管理を想定しており、軽量で高速な開発体験を狙っている可能性があります。assetsフォルダにはロゴ等の静的資産が格納され、READMEやドキュメントがプロジェクトの意図を説明します。

注意点として、Cursor側のプロトコルが専有APIや利用規約で保護されている場合、単純に模倣・複製することは法的・倫理的問題を生む可能性があります。本プロジェクトは教育的・研究的な目的のプロトタイプとし、実運用や配布前に正当な許諾や公開ポリシーの確認が必要です。また、補完品質を維持するにはモデル呼び出しのレイテンシ管理やコンテキストウィンドウの取り扱い(ファイル全体 vs 近傍数行)など実装上の細かなチューニングが重要になります。

プロジェクトの構成

主要なファイルとディレクトリ:

  • .gitignore: file
  • README.md: file
  • assets: dir
  • bun.lock: file
  • env.example: file

…他 5 ファイル

(補足)TypeScript主体の小規模プロジェクトで、実装はプロトタイプ的なファイル群に留まる構成です。環境変数テンプレートやビルド/実行方法はREADMEに記載されている想定です。

まとめ

Cursorの高性能補完を他IDEへ広げる実験的な試み。実装はプロトタイプで法的・運用面の検討が必要。

リポジトリ情報:

READMEの抜粋:

Cursor Unchained

Cursor Unchained Logo

This project aims to reverse engineer Cursor’s Tab complete to enable it to be used in other IDEs.

Cursor’s Tab complete is known to be the best tab complete on the market, however it’s limited to only being available in Cursor which itself is tied down by Vscode’s long history of technical debt. Cursor is focused on fixing these problems but why don’t we unshackle the beast and b…