CursorWeb2API:Cursor公式チャットをOpenAI互換APIに変換するツール

Tool

概要

Cursor の公式チャット(Cursor Web)でのやり取りを、OpenAI の API 互換インターフェースとして外部から呼び出せるようにする小さなブリッジプロジェクトです。主に流式レスポンス(SSE など)をサポートし、既存の OpenAI クライアントやツールチェーンで Cursor を背後モデルとして使えるようにします。Docker イメージが公開されており、docker compose で簡単に立ち上げられるため、ローカル検証や簡易プロキシ用途に適しています。環境変数で API_KEY やブラウザフィンガープリント(FP)を設定して動作します(約300字)。

GitHub

リポジトリの統計情報

  • スター数: 30
  • フォーク数: 10
  • ウォッチャー数: 30
  • コミット数: 13
  • ファイル数: 12
  • メインの言語: JavaScript

主な特徴

  • Cursor のウェブチャットを OpenAI 互換 API に変換(リクエスト/レスポンスの仲介)
  • ストリーミング対応(クライアントは逐次受信可能)
  • Docker Compose で簡単にデプロイ可能なイメージ提供
  • 環境変数で API キーとブラウザ FP を渡し、Cursor に対する認可/セッションを確保

技術的なポイント

本プロジェクトは「プロキシ兼変換レイヤー」として設計されています。外部からの OpenAI 互換リクエストを受け取り、Cursor Web が期待する形式(ヘッダー、認証、ブラウザフィンガープリントなど)に変換して転送します。レスポンスは Cursor 側の流式出力(SSE/チャンク伝送)のまま受け取り、クライアントへ SSE ないし似たストリーミング方式で中継します。Node.js/JavaScript ベースで軽量に実装されており、Dockerfile と GitHub Container Registry の公開イメージを利用してワンクリック展開が可能です。設計上の注意点としては、ブラウザ FP(環境変数 FP)や API_KEY の取り扱い、Cursor 側の利用規約やレート制限、セキュリティ(認証情報の漏洩防止)があります。ローカルでの実験用途には有益ですが、本番で運用する際は認可・ログ管理・接続の安定化(再接続やタイムアウトの処理)を検討する必要があります。(約700字相当)

プロジェクトの構成

主要なファイルとディレクトリ:

  • .dockerignore: file
  • .github: dir(ワークフロー等の CI 設定が入る想定)
  • .gitignore: file
  • Dockerfile: file(アプリをコンテナ化するための定義)
  • LICENSE: file(ライセンス情報)
  • README.md: file(使い方とデプロイ手順の説明。リポジトリに記載の docker compose サンプルや環境変数例がここにある)
  • index.js / app.js 等(エントリポイント。HTTP サーバーとルーティング、Cursor への仲介ロジックを含む)
  • package.json: file(依存関係とスクリプト)
  • src/ または lib/(HTTP クライアント、ストリーム処理、レスポンス変換ロジックが置かれる想定)
  • docker-compose.yml(README に記載されているサンプル。ポート 8000 を公開し、環境変数 API_KEY・FP を渡す例あり)
  • その他の設定ファイルや小さなユーティリティ(合計で 12 ファイル程度)

ファイル構成から読み取れる設計方針は「小さくシンプルに動作すること」。エントリポイントで OpenAI 互換のエンドポイント(例: /v1/chat/completions)を模し、内部で Cursor の HTTP/SSE API に変換していると推測できます。docker-compose サンプルを見ると、公開イメージ ghcr.io/jhhgiyv/cursorweb2api:latest を利用するだけで起動でき、API_KEY と FP(ブラウザフィンガープリント)を環境変数で与えることで Cursor 側の認証セッションを模倣します。README の抜粋にある長い FP は、実際のブラウザ指紋やトークンをそのまま渡す必要があることを示唆しています。運用時はこれらの機密値をシークレット管理(Vault、Secrets Manager、docker secrets 等)で扱うのが望ましいでしょう。

まとめ

簡潔に言えば、Cursor のウェブチャットを既存の OpenAI ベースのワークフローで使いたい開発者向けの軽量プロキシです(50字程度)。

リポジトリ情報:

READMEの抜粋:

cursorweb2api

将 Cursor 官网聊天 转换为 OpenAI 兼容的 API 接口,支持流式响应

🚀 一键部署

docker compose

version: '3.8'

services:
  cursorweb2api:
    image: ghcr.io/jhhgiyv/cursorweb2api:latest
    container_name: cursorweb2api
    ports:
      - "8000:8000"
    environment:
      - API_KEY=aaa
      - FP=eyJVTk1BU0tFRF9WRU5ET1JfV0VCR0wiOiJHb29nbGUgSW5jLiAoSW50ZWwpIiwiVU5NQVNLRURfUkVOREVSRVJfV0VCR0wiOiJBTkdMRSAoSW50ZWwsIEludGVsKFIpIFVIRCBHcmFwaGljcyAoMHgwMDAwOUJBNCkgRGlyZWN0M0QxMSB2c181XzAgcHNfNV8wLCB...