LCDディスプレイ搭載デジタル時計プロジェクト
概要
本リポジトリ「Digital-Clock-with-LCD-」は、16x2のキャラクタLCDを使用してデジタル時計を作成するプロジェクトです。カスタムの大きな数字表示を工夫し、見やすさを向上。ボタン操作による時刻と日付の設定機能を備え、秒単位で時刻がリアルタイムに更新されます。さらに、コロンがアニメーションで点滅し、日付や月はセグメント表示や文字配列を用いて分かりやすく表示。シンプルなハードウェア構成ながら視認性の高い時計をC++で実装しており、組み込みマイコンによる時計機能の基本を学ぶのに最適な教材となっています。
リポジトリの統計情報
- スター数: 2
- フォーク数: 0
- ウォッチャー数: 2
- コミット数: 2
- ファイル数: 2
- メインの言語: C++
主な特徴
- 16x2 LCDディスプレイでの大きな数字表示をカスタムキャラクターで実現
- ボタン操作による時刻・日付設定機能を搭載
- 秒単位で時刻を更新し、アニメーションするコロン表示を実装
- 日付・月をキャラクター配列とセグメント表示で視覚的に表現
技術的なポイント
本プロジェクトは、マイコン(Arduinoなど)と16x2キャラクタLCDを組み合わせてデジタル時計を構築しています。16x2 LCDは標準的には1文字8x5ドットのブロック表示ですが、これを活用し、カスタムキャラクター機能を使って数字を大きく見せる工夫がポイントです。具体的には、0~9の数字を複数のカスタムキャラクターに分割し、複数の文字位置に分散配置することで大きな数字を画面に描画しています。これにより、LCDの制約を超えた視認性の高い数字表示を実現しています。
時間管理は秒単位での更新がなされており、内蔵タイマーや割り込みを利用して1秒ごとに時刻を進める仕組みとなっています。これに伴い、画面中央のコロンは秒の進行に合わせて点滅(アニメーション)し、時刻の動作を視覚的にユーザーに伝えます。
また、ユーザーインターフェースとして複数のボタンを設け、これらで時刻や日付の設定を行えるよう設計されています。ボタン押下に応じて時刻や日付の各フィールドをインクリメント・デクリメントし、画面表示を更新することで操作性を確保しています。
日付・月の表示は文字配列とセグメント表示を組み合わせており、例えば月を数字だけでなく分かりやすい形で表示。また、カスタムキャラクターを活用した7セグメント風の表現も実装しているため、小さなLCDでも情報を豊富にかつ見やすく伝えられます。
プログラムはC++で記述されており、Arduino環境などで動作可能。コードはシンプルかつ分かりやすく、カスタムキャラクターの定義やLCDへの描画、ボタン入力処理、時刻管理ロジックが明確に分離されています。これにより、組み込みシステムの基礎学習やLCDを用いた表示技術の習得に適した構造となっています。
プロジェクトの構成
主要なファイルとディレクトリ:
- Digital-Clock-with-LCD.ino: メインのArduinoスケッチファイル。LCD表示や時間管理、ボタン操作の実装が含まれる。
- README.md: プロジェクトの概要説明と使用方法、特徴などのドキュメント。
まとめ
カスタムキャラクターで大きな数字を表現した高視認性なLCDデジタル時計プロジェクト。
リポジトリ情報:
- 名前: Digital-Clock-with-LCD-
- 説明: This project creates a digital clock using a 16x2 LCD display with custom large digits and buttons to set time and date. It includes second-wise increment, animated colon, and displays date and month using character arrays and segment-based visuals.
- スター数: 2
- 言語: C++
- URL: https://github.com/swarnendu-rup/Digital-Clock-with-LCD-
- オーナー: swarnendu-rup
- アバター: https://avatars.githubusercontent.com/u/201449566?v=4