easy-vk-tunnel — vk-tunnel用 VLESS 生成スクリプト

Tool

概要

easy-vk-tunnelは、vk-tunnelをトンネルとして使う構成向けにVLESSリンクを手早く作成するためのBashスクリプトです。サーバ側に既存のプロキシパネル(Marzban、3x-ui、Remnawave等)やxrayコアがあり、WebSocketトランスポートでinboundを立てている前提で動作します。スクリプトは対話形式で必要な情報を受け取り、WebSocketやTLS設定を反映したVLESS URIを整形して標準出力に出します。シンプルで導入が容易なため、検証やデモ用途、手作業でのクライアント設定生成に向いています。

GitHub

リポジトリの統計情報

  • スター数: 7
  • フォーク数: 1
  • ウォッチャー数: 7
  • コミット数: 19
  • ファイル数: 3
  • メインの言語: Shell

主な特徴

  • 対話式でVLESS(WebSocket)接続文字列を自動生成
  • vk-tunnelを考慮したパラメータ整形をサポート
  • 追加依存がほとんどないシンプルな単一シェルスクリプト
  • Marzban / 3x-ui / Remnawave や xrayコアでの利用を想定

技術的なポイント

easy-vk-tunnelはシェル(Bash)で書かれた軽量ツールで、主に文字列操作とユーザー入力のハンドリングに注力しています。設計方針は「サーバ上で手早くVLESS URIを作ること」にあり、スクリプトはinboundのポート、UUID、WebSocketのPath、TLSの有無などの必要項目を対話的に受け取ります。受け取った情報をもとにvlessスキームに沿ったクエリパラメータ(type=ws、security=tls/none、path、hostなど)を組み立て、URIエンコードや必要に応じたBase64等の変換を行って最終的なvless://… 形式を出力します。

vk-tunnel固有の考慮点としては、WebSocket経由でのプロキシングや、パスやホストヘッダの指定が重要になるため、スクリプトはこれらのパラメータを取りこぼさずに反映します。実際のトンネル動作はvk-tunnel側の設定に依存するため、スクリプトはあくまで「クライアント設定文字列の生成」に特化しています。また、依存パッケージを増やさないことで多様な環境(軽量なVPSなど)で即時実行できる点がメリットです。

セキュリティ面では、生成されるURIにはUUIDなどの機密情報が含まれるため、標準出力先の取り扱いに注意が必要です。運用時は端末のログや共有履歴に残らないようにする、生成後すぐに安全な方法でクライアントに伝える、といった運用上の配慮が求められます。READMEには、既存のプロキシパネルでのinbound作成手順(WebSocketのPathはデフォルト「/」で可)や前提条件の説明があり、実務導入のハードルを下げる工夫があります。

プロジェクトの構成

主要なファイルとディレクトリ:

  • LICENSE: file
  • README.md: file
  • easy-vk-tunnel.sh: file

まとめ

vk-tunnel向けのVLESS URIを手早く生成する実用的な一枚スクリプト。

リポジトリ情報:

READMEの抜粋:

easy-vk-tunnel

Bash-скрипт для лёгкого создания vless-ссылки при использовании vk-tunnel в качестве туннеля между клиентом и сервером для демонстрации проксирования трафика через веб-сокеты.

Подготовка

У вас на сервере уже должна стоять любая прокси-панель, такая как Marzban, 3x-ui или Remnawave. Впрочем чистое ядро xray тоже подойдёт.

Создайте новый инбаунд vless. Порт выберите на ваше усмотрение. Транспорт через Websockets. Значение Path в веб-сокетах можете оставить по умолчанию: «/» …