Exiftool PNGプロンプトエクスポーター

Tool

概要

Exiftool-png-prompts-exporterは、ローカルのフォルダ(およびそのサブフォルダ)にあるPNGファイルから、画像メタデータに埋め込まれた「positive prompts」を抽出してテキストファイルに書き出すシンプルなPythonスクリプト群です。使い方は簡単で、ExifToolの実行ファイルへのパスを指定して、スクリプトをPNGが置かれたフォルダ内で実行するだけ。Stable Diffusionなどの生成AIで出力された画像のプロンプト回収や、メタデータを使ったアーカイブ作成に便利なツールです。

GitHub

リポジトリの統計情報

  • スター数: 1
  • フォーク数: 0
  • ウォッチャー数: 1
  • コミット数: 5
  • ファイル数: 3
  • メインの言語: Python

主な特徴

  • フォルダとサブフォルダを再帰的に検索してPNGのメタデータを抽出
  • ExifToolを利用して安定かつ豊富なメタデータ取得が可能
  • 抽出した「positive prompts」をテキストファイルにまとめて出力
  • 実行が簡単(スクリプトをPNGのあるフォルダに置き、pythonで実行)

技術的なポイント

本プロジェクトはPythonスクリプトとExifToolバイナリの組み合わせで動作します。実行の前提としてシステムにExifToolがインストールされているか、リポジトリ内で指す実行パスを正しく設定する必要があります。スクリプトは指定フォルダを再帰的に巡回し、各PNGに対してExifToolをサブプロセスで呼び出し、出力されたメタデータから「positive prompts」に相当するタグやフィールドを抽出します。抽出処理ではExifToolの出力形式(TAG: VALUE)をパースして該当行を検出し、見つかったプロンプトを集約してテキストファイルに追記する実装が想定されます。注意点としては、タグ名が生成モデルやツールによってばらつく(例:Prompt, PositivePrompt, parameters内の一部など)ため、柔軟に複数パターンを検索する必要がある点、またUnicodeや改行を含むプロンプトをファイルに安全に書き出すエンコーディング管理(UTF-8)が重要です。大量ファイルを扱う場合はExifTool呼び出し回数がボトルネックになるため、ExifToolのバッチオプション利用や並列処理、あるいはExifTool自体の再帰オプションでまとめて抽出する最適化が有効です。将来的にはCLI引数(出力形式、タグ名指定、除外ルール)、JSON/CSV出力、重複排除、ネガティブプロンプトの抽出対応などが改善ポイントになります。

プロジェクトの構成

主要なファイルとディレクトリ:

  • Extractpromptsfromfolder.py: file
  • README.md: file
  • README.txt: file

まとめ

シンプルで導入が容易なPNGメタデータからプロンプト抽出ツール。改善余地はあるが実用的。

リポジトリ情報:

READMEの抜粋:

Exiftool-png-prompts-exporter

Extract all positive prompts of PNG’s (from a folder and subfolder), to a text file (using Exiftool) JUST REPLACE THE ACCESS PATH TO YOUR EXIFTOOL FOLDER

To run it, place the .py in your desired png folder, open the terminal from this folder and run the .py: python Extractpromptsfromfolder.py …