Express + TypeScript + Prisma スターターキット

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概要

このリポジトリは、Express.js をベースに TypeScript と Prisma を組み合わせた「認証・認可」向けのバックエンドスターターです。ローカル認証(メール/パスワード)に加えて、Google/GitHub OAuth、メール検証、パスワードリセット、役割ベースのアクセス制御(RBAC)をサポートし、実運用を見据えた設計になっています。型安全性や ORM による DB 操作、開発用のホットリロード設定などが揃っており、API 開発の雛形としてすぐに使えます。

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リポジトリの統計情報

  • スター数: 17
  • フォーク数: 4
  • ウォッチャー数: 17
  • コミット数: 5
  • ファイル数: 9
  • メインの言語: TypeScript

主な特徴

  • ローカル認証 + OAuth(Google・GitHub)に対応した完全な認証フロー
  • メール確認、パスワードリセット、トークン発行など運用に必要な機能を含む
  • Prisma を用いた型安全なデータアクセスとスキーマ管理
  • TypeScript + Express による堅牢で拡張しやすいコードベース

技術的なポイント

このプロジェクトは認証・認可機能に焦点を当て、実運用向けの考慮が随所に見られます。TypeScript により型安全性を確保し、Express のミドルウェア構成でリクエスト処理やエラーハンドリングを分離しているため、機能追加や保守が容易です。データ層は Prisma を採用しており、スキーマ定義からマイグレーション、型生成までを一貫して扱えるため、DB の構造変更に強く、型に基づくクエリ補完が得られます。

認証面では、ローカル(メール/パスワード)に加え OAuth2 による外部プロバイダ連携(Google/GitHub)を想定しており、アクセストークンやリフレッシュトークンの管理、メールベースの検証トークン/パスワードリセットフローなど、ユーザーライフサイクルを網羅します。ロールベースのアクセス制御(RBAC)はユーザーロールを付与し、ミドルウェアレベルで権限チェックを行えるよう設計されているはずで、API エンドポイントごとの細かな権限制御が可能です。

環境設定は dotenv 等で管理し、nodemon.json が用意されている点から開発時のホットリロードや TypeScript のトランスパイル戦略も配慮されています。package-lock.json が含まれているため依存性の再現性も確保しやすく、README にインストール手順や前提(Node.js、データベース)に関する記述があるため、ローカルや CI でのセットアップがスムーズです。

また、設計上の注目点としては、認証フローと DB 操作を明確に分離すること、JWT 等のトークンの取り扱いを一元化すること、OAuth のコールバックやエラーパスに対する堅牢な処理が挙げられます。これらはセキュリティとスケーラビリティの観点で重要であり、本テンプレートはミニマムな実装から拡張していくための良い出発点となります。

プロジェクトの構成

主要なファイルとディレクトリ:

  • .gitignore: file — ビルド成果物や環境ファイルを除外する設定が含まれます。
  • LICENSE: file — リポジトリのライセンス情報(利用条件)を明示します。
  • README.md: file — プロジェクトの概要、導入手順、機能説明が記載されています。
  • nodemon.json: file — 開発時の自動再起動設定。TypeScript の再ビルドや監視パスが定義されます。
  • package-lock.json: file — インストール時の依存ツリー固定化ファイル。再現性のあるインストールを支援します。

…他 4 ファイル

まとめ

認証とデータ層を速やかに実装したい開発者に最適な、実運用志向のスターターキットです。

リポジトリ情報:

READMEの抜粋:

Backend API - Authentication & Authorization System

A robust, production-ready Node.js backend API built with Express.js, TypeScript, and Prisma. This project provides a complete authentication and authorization system with support for local authentication, OAuth (Google & GitHub), email verification, password reset, and role-based access control.

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