factory-cursor-bridge — Cursor向けBYOKプロキシ

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概要

factory-cursor-bridge は、Cursor IDE が期待する「OpenAI互換API」をローカルでエミュレートし、任意のプロバイダやローカル定義モデルをCursor上で使えるようにする小型のBYOKプロキシです。Cursorの「Override OpenAI Base URL」に Cloudflare Tunnel などで公開した factory-cursor-bridge の URL を指定し、Cursor に OpenAI API Key としてベアラートークンを渡すと、プロキシがそのトークンを受け取り、~/.factory/config.json に定義されたモデル情報やプロバイダルールに従って適切なバックエンドへリクエストを中継・変換します。OpenAI と Anthropic 間のプロトコル変換や、モデル名のプレフィックス剥離なども自動で行い、複数ベンダーを透過的に扱える点が特徴です。

GitHub

リポジトリの統計情報

  • スター数: 30
  • フォーク数: 0
  • ウォッチャー数: 30
  • コミット数: 3
  • ファイル数: 2
  • メインの言語: JavaScript

主な特徴

  • Cursor IDE の「Override OpenAI Base URL」を使って任意のモデルを差し替え可能(BYOK)。
  • OpenAI 互換APIだけでなく、Anthropic 等へのプロトコル翻訳をサポート(OpenAI ↔ Anthropic のリクエスト/レスポンス変換)。
  • ~/.factory/config.json に定義されたモデルを利用でき、モデル名の自動プレフィックス付け/剥離で衝突を回避。
  • シングルファイルの軽量実装(factory-cursor-bridge.mjs)で手早く導入可能。

技術的なポイント

factory-cursor-bridge はローカルで動作する HTTP プロキシ(デフォルトポート :8316)として設計され、Cursor から来る OpenAI API 互換のリクエストを受け取って、設定されたバックエンドに中継します。Cursor 側では「Override OpenAI Base URL」にトンネル URL(例: https://your-tunnel-url.trycloudflare.com)を指定し、OpenAI API Key 欄にはベアラートークンを渡します。プロキシはそのベアラートークンを受け取り、実際のプロバイダへは各プロバイダが期待するヘッダやエンドポイント形式に書き換えてフォワードします。これにより、Cursor 側は標準の OpenAI エンドポイントを呼んでいるように振る舞いながら、裏側では任意のエンジンへルーティングが可能です。

プロトコル翻訳は本プロジェクトの重要な機能で、OpenAI の chat/completions 形式と Anthropic の API 形式(例: messages ↔ input や role/metadata の差)など、ボディ構造やパラメータ名の差を埋める変換ロジックを実装します。加えて、ユーザが ~/.factory/config.json で定義したモデル名に対して特定のプレフィックス(例: fx-)を付けて Cursor 側に表示させる運用を行う場合、プロキシはリクエスト時にそのプレフィックスを自動で剥離して実際のバックエンド用モデル名に変換します。これにより、Cursor の UI と内部プロバイダ名の不一致を吸収できます。

セキュリティ面では、ユーザの API キーは Cursor → factory-cursor-bridge 間で渡されるベアラートークンとして一時的に利用され、プロキシ自体がキーを外部に保存する仕組みを持たなければ、キーの漏洩リスクは抑えられます。公開には Cloudflare Tunnel のようなトンネルを用いることが想定されており、ローカルでのみ動作する小さな JS サーバを外部アクセス可能にして Cursor からの呼び出しを受ける構成が推奨されます。

実装面では factory-cursor-bridge.mjs の単一ファイルで完結しており、Node.js 実行環境で手早く立ち上げられる設計です。依存が少なく軽量なので、実運用での拡張(追加プロバイダ対応、ストリーミング対応、認証強化、ログ/監査の導入など)も比較的容易に行えます。一方、プロキシ故に実プロバイダのAPI差分や将来的な仕様変更には追従が必要で、流量やレイテンシ、ストリーミングの互換性等は環境依存である点には注意が必要です。

プロジェクトの構成

主要なファイルとディレクトリ:

  • README.md: file
  • factory-cursor-bridge.mjs: file

まとめ

Cursorに任意のプロバイダやローカル定義モデルを安全に繋ぐシンプルで実用的なBYOKプロキシです。

リポジトリ情報:

READMEの抜粋:

factory-cursor-bridge

A unified BYOK proxy that wires any OpenAI-compatible model into Cursor IDE via the “Override OpenAI Base URL” setting. Supports multiple providers, protocol translation (OpenAI ↔ Anthropic), and automatic model prefixing.

How it works

Cursor IDE

    ├─ Override OpenAI Base URL ──► https://your-tunnel-url.trycloudflare.com
    │   (OpenAI API Key = bearer token)


factory-cursor-bridge (:8316)

    ├─ strips custom prefix (e.g. fx-) from...