Flutter用のA–Zインデックス付きリストビューライブラリ「flutter_chen_azlist」

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概要

「flutter_chen_azlist」は、FlutterアプリケーションでA–Zのインデックスが付いたリストビューを簡単に実装できるライブラリです。都市名や連絡先など、アルファベットで分類された大量のデータ表示に最適化されており、スクロールに追従する固定ヘッダー(sticky headers)を表示可能。インデックスバーは見た目のカスタマイズが可能で、タップやドラッグでリスト内の該当セクションに素早くジャンプできます。また、インデックス操作時に触覚フィードバックを付加する機能も備えています。Flutterのscrollable_positioned_listパッケージをベースに設計されており、高度なパフォーマンスとUXを両立しています。

GitHub

リポジトリの統計情報

  • スター数: 3
  • フォーク数: 0
  • ウォッチャー数: 3
  • コミット数: 2
  • ファイル数: 10
  • メインの言語: Dart

主な特徴

  • A–Zでグルーピングされたリストに対する固定ヘッダー(sticky headers)表示
  • カスタマイズ可能なインデックスバー(IndexBar)による高速スクロール
  • インデックスバーにローカル画像や独自スタイルを適用可能
  • プログラムによる特定項目へのスクロール制御
  • インデックス操作時の触覚フィードバック対応(オプション)

技術的なポイント

本ライブラリはFlutterのscrollable_positioned_listパッケージを基盤とし、ListViewのアイテムを指定してスクロールできる機能を活かしつつ、A–Zの分類と連動したユーザー体験を実現しています。主な技術的特徴は以下の通りです。

1. Sticky Headerの実装

A–Zで分類した各セクションの見出しを、スクロール中も画面上部に固定表示(sticky header)することで、現在の閲覧セクションが常にわかりやすくなっています。Flutterのカスタムスリバー(Sliver)やスクロール監視機能を利用し、表示位置を制御しています。

2. IndexBarのカスタマイズ性

画面右側に表示されるIndexBarは、単なるアルファベットの一覧ではなく、スタイルやフォント、色の変更はもちろん、ローカル画像を利用した独自デザインも可能です。これによりブランドやUIデザインに合わせて柔軟に適用できます。

3. プログラム的なスクロール制御

scrollable_positioned_listのAPIを活用し、プログラム側から任意のインデックスへスムーズにスクロール可能です。これにより、ユーザーの操作だけでなく、検索結果や外部トリガーからの遷移も実装しやすくなっています。

4. 触覚フィードバック対応

IndexBarの操作時に軽いバイブレーションや振動を与えることで、ユーザーの操作感を向上させています。これはFlutterのHapticFeedback APIを用いており、操作の確実性を高めるUX設計の一例です。

5. 軽量かつ拡張性の高い設計

コードベースはDartでシンプルにまとめられており、Flutter標準のWidget設計に準拠しています。これにより既存のFlutterプロジェクトに違和感なく組み込みやすく、必要に応じて機能拡張やカスタマイズも容易です。

以上の技術を組み合わせることで、都市リストや連絡先リストなど大量データの閲覧においてユーザーにストレスのない快適な操作性を提供しています。

プロジェクトの構成

主要なファイルとディレクトリ:

  • .gitignore: Git管理除外ファイル指定
  • .metadata: Flutterプロジェクトメタデータ
  • CHANGELOG.md: 変更履歴
  • LICENSE: ライセンス情報
  • README-ZH.md: 中国語版README
  • その他Dartファイルや設定ファイル計10個

ファイル数は少なめでシンプルな構成ですが、コア機能を実装するDartコードとドキュメントが整備されています。

まとめ

FlutterでA–Zインデックス付きリストの実装を簡潔かつ高機能に行いたい開発者に最適なライブラリです。

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