Fusion 360 用サイクロイダル減速機ジェネレータ

Tool

概要

このリポジトリは「Cycloidal Dual-Disc Sketch Generator (Fusion 360)」と名付けられた、Fusion 360 用の小さな Python スクリプトです。主な目的はデュアルディスク方式のサイクロイダル減速機を、2枚のディスクが正しい位相(フェーズ)で配置され、出力穴の位置が一致するようにスケッチとして正確に生成することです。リングピンや出力ピンの配置、1枚または2枚のローブディスクの形状を自動で作成でき、既存の単体ディスクに偏ったジェネレータを補う実用的なツールとなっています。

GitHub

リポジトリの統計情報

  • スター数: 1
  • フォーク数: 0
  • ウォッチャー数: 1
  • コミット数: 8
  • ファイル数: 5
  • メインの言語: Python

主な特徴

  • デュアルディスク(2枚ディスク)サイクロイダル減速機のスケッチを正しい位相で生成
  • リングピン、出力ピン、1枚または2枚のローブディスクを自動配置
  • Fusion 360 のスケッチとして直接生成でき、設計ワークフローに組み込み可能
  • シンプルな Python スクリプトで実装され、カスタマイズが容易

技術的なポイント

このスクリプトは Fusion 360 の API(Python)を用い、数学的にはサイクロイド(ローブ)曲線のパラメトリック方程式を通じてディスク形状を計算してスケッチを生成します。基本的な流れは、入力されるパラメータ(リングピン数、出力ピン数、ピン直径、ディスク半径、ローブ比率など)から、各ピンの中心位置とサイクロイドの軌跡点を順次算出してスケッチ上に線分・スプラインまたは円弧を配置するというものです。

特に注目すべきはデュアルディスク対応の実装で、2枚ディスクの位相(フェーズ)を自動的に計算して、いずれのディスクでも出力穴の相対位置が一致するように調整します。これは単純に同じ形状を2回描くだけでは達成できないため、ディスク間の回転角差やピンへの適合を数式的に扱う必要があります。また、Fusion 360 のスケッチAPIを使う際の精度管理(点の分割数=解像度)や、数値誤差により生成される輪郭が連続にならない問題への配慮も重要です。スクリプトはスケッチ主体の生成であり、ソリッドボディのモデリングやアセンブリ生成までは行わないため、生成後はユーザーが押し出しや拘束追加などを行って具現化します。構造としては単一ファイル(CycloidalDiscGenerator.py)でロジックを完結させ、サンプル画像(examplesketch.png / preview.png)で出力例を示しています。

プロジェクトの構成

主要なファイルとディレクトリ:

  • CycloidalDiscGenerator.py: file
  • LICENSE: file
  • README.md: file
  • examplesketch.png: file
  • preview.png: file

まとめ

デュアルディスク対応が特徴のFusion 360用サイクロイダルスケッチ生成スクリプト。

リポジトリ情報:

READMEの抜粋:

Cycloidal Dual-Disc Sketch Generator (Fusion 360)

Dual-disc cycloidal reducer

Small Fusion 360 script for generating cycloidal reducer sketches.

The main goal was to properly support dual-disc cycloidal drives with correct phasing and identical output hole positions.
Most generators I found only handle a single disc, so I ended up making my own.

It generates:

  • Ring pins
  • Output pins
  • One or two cycloidal discs (optional)
  • Automatic phase for dual-disc…