GetMoreInfo - Windows PCのハードウェア・ソフトウェア情報を一括取得するツール

Tool

概要

GetMoreInfoは、Windows PCの詳細なハードウェアとソフトウェアの情報を一括で収集し、見やすいテキストファイルにまとめて出力するPowerShellスクリプトです。CPUやマザーボード、BIOS、メモリ、GPU、ディスク、パーティション、ネットワークアダプター、USB機器、オーディオデバイス、プリンターなど、多様な情報をWMIやCIMから取得。さらに、インストールされているドライバーやホットフィックス、稼働中のサービスとプロセスも一覧化します。システム管理者や開発者がPCの状態を効率的に把握・報告するのに適しています。

GitHub

リポジトリの統計情報

  • スター数: 1
  • フォーク数: 0
  • ウォッチャー数: 1
  • コミット数: 4
  • ファイル数: 3
  • メインの言語: 未指定

主な特徴

  • WMI/CIMを利用し、CPU、マザーボード、BIOS、RAM、GPU、ディスク、パーティションなどのハードウェア情報を詳細に収集
  • ネットワーク関連情報(アダプター、IPアドレス、ルーティングテーブル、ARP情報)を取得
  • PnP/USBデバイス、オーディオデバイス、プリンターの一覧を取得可能
  • ドライバー、Windowsホットフィックス、サービス、実行中のプロセスをまとめてレポートに出力

技術的なポイント

GetMoreInfoはPowerShellで実装されたスクリプトであり、Windows管理に標準搭載されているWMI(Windows Management Instrumentation)およびCIM(Common Information Model)を活用して多彩なシステム情報を収集します。WMI/CIMはWindowsのシステム管理データにアクセスするための強力なフレームワークで、ハードウェア構成やOSの状態、ネットワーク情報など膨大な項目を取得可能です。

本スクリプトはCPUやマザーボード、BIOS、RAM、GPUといったハードウェア情報をWMIクラス(例えばWin32_Processor、Win32_BaseBoard、Win32_BIOS、Win32_PhysicalMemory、Win32_VideoControllerなど)から取得することで、PCの基本仕様を網羅します。また、ドライブの物理情報やパーティション、ボリューム情報もWin32_DiskDriveやWin32_DiskPartition、Win32_Volumeなどから詳細にリストアップします。

ネットワーク周りは、ネットワークアダプターの情報やIP設定、ルーティングテーブル、ARPキャッシュをまとめて取得し、接続状態や構成を明示。さらにPnPデバイスやUSB接続機器、オーディオデバイス、プリンターなどの接続情報も取得しており、現状のデバイス構成を一括で把握できます。

ドライバー情報では、インストール済みの全ドライバーをリストアップ。Windows Updateやセキュリティパッチの適用状況を確認するためにインストール済みホットフィックスも取得可能です。サービス情報や現在稼働中のプロセス一覧も含め、システムの稼働状況を総合的に把握できます。

また、収集した情報は整形して一つのテキストファイルにまとめ、セクションごとに見出しを大文字で区切るなど可読性に配慮。これにより、システム監査レポートやトラブルシューティングの資料としてそのまま活用しやすい形になっています。

以上の特徴から、GetMoreInfoはシステム管理者やITサポート、開発者が手軽にPCの詳細情報を集約し、問題解析や資産管理に役立てられる便利なツールとして活用できます。

プロジェクトの構成

主要なファイルとディレクトリ:

  • .gitignore: git管理から除外するファイル指定
  • LICENSE: ライセンス情報
  • README.md: プロジェクトの概要や使い方を記述したドキュメント
  • PC_Report.ps1: メインのPowerShellスクリプトファイル(情報収集・レポート生成)

まとめ

Windows PCの詳細情報を簡単に一括取得できる実用的なPowerShellツール。

リポジトリ情報: