GitHub 日本語化 (gittohabu)
概要
GitHub の公式 UI をローカルで日本語化する Chrome 拡張「gittohabu」は、よく使われる文言を内蔵辞書で置換する方式を基本に、より自然な文章翻訳が必要な場合にのみ外部翻訳 API(DeepL、Google Cloud、Azure)を利用できる設計です。拡張を読み込むだけでページが自動的に日本語化され、ホットキーや拡張ボタンで翻訳のオン/オフや即時翻訳が行えます。プライバシー配慮として、翻訳 API を無効化すればテキストは外部に送信されません。
リポジトリの統計情報
- スター数: 10
- フォーク数: 0
- ウォッチャー数: 10
- コミット数: 3
- ファイル数: 10
- メインの言語: JavaScript
主な特徴
- 内蔵辞書による確実な UI 文言の置換(ラベル・ボタン等)
- 翻訳 API(DeepL / Google Cloud / Azure)を任意で利用可能
- 拡張アイコンやホットキー(Alt+J)で即時翻訳の実行・有効化切替
- プライバシー重視:API オフ時は外部送信なし
技術的なポイント
gittohabu は Chrome 拡張として、content script を通して GitHub の DOM に差し込み・書き換えを行う典型的な実装パターンを採用しています。dictionary.js に頻出フレーズのマップを定義し、content.js がページ内テキストノードや属性(title / aria-label 等)をスキャンして一致するキーを置換します。短いラベルやボタンは辞書ベースで素早く翻訳し、文脈が必要な段落や説明文はユーザーが翻訳 API を有効にした場合にのみバッチ処理で外部翻訳サービスへ送信します。manifest.json は content_scripts、permissions(activeTab など)、browser_action(拡張アイコン)を定義しており、オプションページから API キー保存と有効化設定が可能です。外部送信時のプライバシー配慮としては、翻訳対象を最小化し、機密入力(例: テキストエリアのパスワードや個人的なコードスニペット)は翻訳対象から除外する設計を想定しています。アイコン類は icons ディレクトリで管理され、多言語対応や将来的な辞書追加も容易な構造です。
プロジェクトの構成
主要なファイルとディレクトリ:
- README.md: file
- content.js: file
- dictionary.js: file
- icons: dir
- manifest.json: file
…他 5 ファイル
補足(ファイルの役割):
- manifest.json: 拡張のメタ情報、許可、content script の登録、ブラウザアクションなどを定義します。
- content.js: GitHub ページに注入されるスクリプト。DOM を走査して辞書に基づく置換や翻訳 API 呼び出しを制御します。
- dictionary.js: 固定フレーズと対応する日本語訳のマップ。ラベルやボタンなど頻出テキストを優先的に処理します。
- icons/: 拡張アイコンやバッジ用の画像群。拡張バーや Chrome ウェブストア向けの各サイズを格納します。
- その他ファイル: オプション画面や設定保存用のスクリプト、翻訳 API のラッパー実装などが含まれる想定です。
使い方(抜粋)
- chrome://extensions を開いてデベロッパーモードをオンにする。
- 「パッケージ化されていない拡張機能を読み込む」で本フォルダを選択。
- GitHub を開くと自動で日本語化される。
- 拡張アイコンから「今すぐ翻訳」、Alt+J で有効/無効の切替。
- 翻訳 API を使う場合は拡張の設定で API キーを入力・保存。
プライバシーと注意点
- 翻訳 API をオフにしている場合、テキストは外部へ送信されないためローカルだけで安全に日本語化できます。
- API を有効化すると一部テキストが選択した提供者に送信されるので、機密情報は翻訳しないよう注意が必要です。
まとめ
軽量かつ実用的な GitHub 日本語化拡張。設定次第で安全に利用可能。
リポジトリ情報:
- 名前: gittohabu
- 説明: 説明なし
- スター数: 10
- 言語: JavaScript
- URL: https://github.com/ObuchiYuki/gittohabu
- オーナー: ObuchiYuki
- アバター: https://avatars.githubusercontent.com/u/20896810?v=4
READMEの抜粋:
GitHub 日本語化 (全面翻訳)
GitHub の UI を日本語化する Chrome 拡張です。内蔵辞書で頻出の文言を確実に置換し、必要に応じて翻訳 API(DeepL / Google Cloud / Azure)で文章も翻訳できます。
使い方
- 本フォルダを Chrome で読み込みます。
- アドレスバーに
chrome://extensionsと入力 - 右上で「デベロッパーモード」をオン
- 「パッケージ化されていない拡張機能を読み込む」→ このフォルダを選択
- アドレスバーに
- GitHub を開くと自動で日本語化されます。
- 右上の拡張アイコンから「今すぐ翻訳」、Alt+J で有効・無効を切り替え可能。
- 文章の翻訳も行いたい場合は、拡張の「設定」から翻訳 API を有効化し、API キーを保存してください。
プライバシー
- 翻訳 API をオフにしている場合、テキストは外部に送信されません。
- 翻訳 API をオンにすると、一部テキストが選択した提供者に送信されます。機密情報は翻訳しないようご注意くだ…