緑内障検出(Glaucoma-Detection-CNN)

AI/ML: 人工知能、機械学習関連

概要

このリポジトリは、眼科臨床で得られる眼底写真(fundus images)から緑内障(glaucoma)を検出するための深層学習プロジェクトです。著者は臨床経験を持つ検眼士としての知見を活かし、Northeastern Universityでの独自研究としてモデルを構築しています。コアとなる手法はEfficientNetB0をバックボーンにした転移学習で、Jupyter Notebookでデータ前処理、学習、評価を一貫して実行します。公開された結果はAUC=63.9%、感度=76.2%で、スクリーニング用途での補助的利用を想定した評価が行われています。

GitHub

リポジトリの統計情報

  • スター数: 1
  • フォーク数: 0
  • ウォッチャー数: 1
  • コミット数: 4
  • ファイル数: 4
  • メインの言語: Jupyter Notebook

主な特徴

  • EfficientNetB0を用いた転移学習による分類モデル実装
  • 眼底画像(fundus)を対象とした医用画像処理パイプライン(ノートブック内で完結)
  • モデル評価としてAUCおよび感度を提示(AUC 63.9%、感度 76.2%)
  • 研究・教育目的のシンプルな構成(Notebook中心、最低限のファイル構成)

技術的なポイント

リポジトリの中心は「glaucoma_detection_cnn.ipynb」で、ここにデータ読み込み、前処理、モデル定義、学習、評価が順に記述されている想定です。バックボーンにEfficientNetB0を採用している点が特徴で、ImageNetで事前学習された重みを流用し、最終層を置き換えて緑内障/非緑内障の二値分類タスクに適用しています。典型的な前処理としては、リサイズ、ピクセル正規化、データ拡張(回転・左右反転・ズームなど)を行い、限られたデータでの過学習を抑える工夫が取られている可能性が高いです。評価指標はAUC(ROC曲線下面積)と感度(陽性検出率)を重視しており、臨床スクリーニングで「見逃しを減らす」意図が読み取れます。Notebook形式の利点として、EDA(画像の可視化やクラス分布確認)、ハイパーパラメータの試行、学習曲線や混同行列の可視化がそのまま共有できる点があります。一方で、ノートブック中心の提供は再現性の確保(依存ライブラリやシード固定、実行環境の明記)が課題になりやすく、requirements.txtや実行手順の明示、モデル保存フォーマットの記載があるとより実運用に近づきます。また、提示されているAUC 63.9%は改善余地が大きく、データ拡充、クラス不均衡対策(重み付けやオーバーサンプリング)、局所病変に着目した領域検出(セグメンテーションやGrad-CAMによる説明可能性)やアンサンブル手法の導入が有効です。推論やデプロイを考える場合は、モデルの軽量化(量子化、ONNX変換)や閾値最適化、臨床ワークフローとの連携設計も必要になります。

プロジェクトの構成

主要なファイルとディレクトリ:

  • .gitignore: file
  • LICENSE: file
  • README.md: file
  • glaucoma_detection_cnn.ipynb: file

ノートブック内にデータ読み込み、前処理、モデル構築、学習ループ、評価プロットが含まれている想定です。LICENSEがあるため利用条件はリポジトリ内で確認してください。requirementsや実行手順はREADMEに要確認。

まとめ

臨床背景を反映した実装で、研究・教育目的の出発点として有用だが、実用化にはデータ拡充と再現性・説明性の強化が必要。

リポジトリ情報: