goEpubTools:Go言語で扱うEPUBメタデータ編集ライブラリ
概要
goEpubToolsは、Go言語で実装されたEPUBファイルのメタデータを操作するためのシンプルなライブラリです。EPUBファイルからタイトルや著者名、説明、発行日といった基本情報を取得できるだけでなく、これらの情報を編集する機能も備えています。電子書籍関連のソフトウェアやツールの開発に適しており、簡単なAPIを通じてEPUBのメタデータ管理を効率化します。Go言語の環境さえあればすぐに導入可能で、軽量ながら必要十分な機能を提供しています。
リポジトリの統計情報
- スター数: 1
- フォーク数: 0
- ウォッチャー数: 1
- コミット数: 4
- ファイル数: 6
- メインの言語: Go
主な特徴
- EPUBのメタデータ(タイトル、作者、説明、発行日など)を簡単に取得可能
- メタデータの編集機能により、既存のEPUBファイル情報をプログラムで書き換えられる
- Go言語で書かれており、Goの環境で手軽に導入・利用可能
- シンプルなAPI設計で初心者にも扱いやすい
技術的なポイント
goEpubToolsは、EPUBファイルの内部構造を解析してメタデータを操作するライブラリです。EPUBはZIP形式の圧縮ファイルで、その内部にXML形式のメタデータファイルが格納されています。goEpubToolsはこれらのファイルを展開し、XMLパースを通じてタイトルや著者情報を抽出、編集が可能です。
内部実装では、Goの標準ライブラリを活用し、圧縮ファイルの読み込みとXMLの解析を効率的に行っています。特に、Goのarchive/zip
パッケージによるZIP処理とencoding/xml
パッケージによるXML処理が核となっています。これにより外部依存を極力減らし、環境構築の手間を軽減しています。
編集機能では、変更したメタデータを再度XMLとして生成し、元のEPUBファイルの中身を更新します。編集後のファイルは新規出力も可能なため、元ファイルを保持しつつ編集版を作成するといった運用がしやすくなっています。
APIはシンプルかつ直感的で、GetTitle()
, SetAuthor()
, Save()
といったメソッドを通じて、最小限のコードで操作を完結できます。READMEには基本的な使い方のコード例が示されており、Goの初心者でも導入しやすい設計です。
また、goEpubToolsは軽量でありながら、EPUBメタデータ操作に必要な基本機能を一通りカバーしているため、電子書籍のメタ情報管理ツールやEPUB生成ツールの基盤ライブラリとして利用価値が高いです。将来的には、より詳細なEPUBの内容編集や検証機能の追加も期待されています。
プロジェクトの構成
主要なファイルとディレクトリ:
.gitignore
: Gitで追跡しないファイルやディレクトリを指定README.md
: プロジェクトの概要、インストール方法、使用例などの説明children.epub
: サンプルのEPUBファイルgo.mod
: Goモジュール管理ファイルinternal/
: ライブラリの主要ソースコードを格納するディレクトリ- その他1ファイル
internal
ディレクトリ内にメタデータ操作のコアロジックが実装されており、APIのエントリーポイントとなっています。READMEにはインストールコマンドやサンプルコードが記載され、導入の手順が明確です。
まとめ
Goで軽量かつ実用的なEPUBメタデータ編集ライブラリ。
リポジトリ情報:
- 名前: goEpubTools
- 説明: 説明なし
- スター数: 1
- 言語: Go
- URL: https://github.com/SuperninjaXII/goEpubTools
- オーナー: SuperninjaXII
- アバター: https://avatars.githubusercontent.com/u/173173464?v=4