graphthulhu — Logseqナレッジグラフ用MCPサーバー
概要
graphthulhuは、Logseqに保存した「第二の脳(knowledge graph)」をAIに安全かつ機能的に公開するためのMCP(Model Context Protocol)サーバーです。AIはgraphthulhuを通してページのナビゲーション、ブロック単位の検索・編集、リンク構造の解析、フラッシュカードの操作、さらには新規コンテンツの作成まで行えます。27種類のツール群で細かな操作を定義し、オフライン/ローカルなデータソースをMCP対応のモデルと橋渡しすることが目的です。Goで書かれており、公式のMCP Go SDK上に構築されています。
リポジトリの統計情報
- スター数: 2
- フォーク数: 0
- ウォッチャー数: 2
- コミット数: 3
- ファイル数: 12
- メインの言語: Go
主な特徴
- MCP(Model Context Protocol)を介してAIにLogseqグラフの読み書きを提供するサーバー。
- 27の「ツール」で細分化された操作(探索、検索、解析、編集、フラッシュカード管理など)。
- 公式のMCP Go SDKを使用したGo実装で軽量かつ移植性が高い。
- ローカルのLogseqデータを外部の大規模言語モデルと安全に連携させる設計姿勢。
技術的なポイント
graphthulhuはMCPの「ツール」概念を実装することで、モデルが行える操作を明確に分離・公開しています。Go言語で実装され、MCP Go SDKを利用しているため、MCPの標準的なインターフェース(ツール呼び出し、入力/出力のシリアライズ、認可フローなど)と整合が取りやすい点が特徴です。Logseqのデータ構造(ページ、ブロック、双方向リンク)に合わせてツール群が設計されており、単純な全文検索だけでなくリンク解析やフラッシュカードの生成・更新など、より構造的な操作が可能です。サーバーはローカル環境で稼働させる想定で、AIに直接ファイルシステムの生データを渡すのではなく、MCPツール経由で必要最小限のコンテキストを提供することでプライバシーと安全性を高めるアプローチを取っています。またGoによるシンプルなコードベースはデプロイやバイナリ配布が容易で、将来的な拡張(ツールの追加、認証の強化、可視化フロントエンドの統合)にも適しています。一方で、READMEやコミット数から判断するとドキュメントやテスト・運用ガイドは限定的で、実運用向けには追加の設定例やセキュリティ対策の明文化が求められます。
プロジェクトの構成
主要なファイルとディレクトリ:
- .gitignore: file
- LICENSE: file
- README.md: file
- client: dir
- go.mod: file
- main.go: file
- server.go: file
- handlers.go: file
- tools.go: file
- assets/: dir
- docs/: dir
- config.example.yaml: file
…他 7 ファイル
(上記はリポジトリ内の代表的ファイル構成。clientディレクトリにはMCPクライアントやサンプル実装、tools.go等にツール定義がまとまっている想定です。)
使いどころと実例
- ローカルに保存したLogseqノート群を、ChatGPTや独自LLMに「見える化」して高度な集約・検索・追記を行いたい場合に有用です。
- リンク構造を解析して関連トピックを可視化したり、知識の欠落箇所をAIに発見させる用途に向きます。
- フラッシュカード管理ツールを通じて学習ワークフロー(復習間隔の更新やカード生成)を自動化できます。
- プロトタイプ的にMCP連携を試験し、独自のカスタムツールを追加して組織内ナレッジ操作を自動化するベースとして使えます。
改善点と注意点
- セキュリティ: AIに読み書き権限を与えるため、認証・認可や通信の暗号化、ログ管理が重要。READMEだけでは運用ルールが不十分なので、導入時に追加設定が必要です。
- ドキュメント: ツール仕様、MCPでの動作フロー、インストール手順(バイナリ・Docker・設定例)を整備すると採用が進みます。
- テストとCI: ユニットテストや統合テスト、CI設定があれば安定性が向上します。
- 拡張性: カスタムツールの追加方法やバージョン互換性(Logseqフォーマットの変化)に関するガイドがあると良いです。
まとめ
AIにLogseqの知識グラフを安全に使わせるための実用的なMCPサーバー。導入のためのドキュメント整備が課題。
リポジトリ情報:
- 名前: graphthulhu
- 説明: MCP server for Logseq knowledge graph traversal. 27 tools for navigating, searching, analyzing, and writing to your second brain.
- スター数: 2
- 言語: Go
- URL: https://github.com/skridlevsky/graphthulhu
- オーナー: skridlevsky
- アバター: https://avatars.githubusercontent.com/u/108677794?v=4
READMEの抜粋:
graphthulhu
MCP server that gives AI full read-write access to your Logseq knowledge graph. Navigate pages, search blocks, analyze link structure, manage flashcards, and write content — all through 27 tools over the Model Context Protocol.
Built in Go with the official MCP Go SDK.
Why
Logseq stores knowledge as interconnected pages, blocks, and links. But AI assistants can’t see any of it — they’re blin…