Heartless — Katawa Shoujo 用 心拍表現無効化モッド
概要
Heartless は KSRE(Katawa Shoujo: Re-Engineered)用の軽量モッドで、ゲーム内に散在する「心拍(heartbeat)」に関係する音声・演出をオフにすることを目的としています。心臓の鼓動音や画面上の鼓動に合わせたエフェクトは一部のプレイヤーに不快感や恐怖を与えることがあり、このモッドはそうした問題を緩和します。配布は単一の Ren’Py スクリプトファイル(heartless.rpy)で行われ、KSRE 本体にファイルを追加するだけで動作する想定のため、導入が非常に手軽です。アクセシビリティ改善を目的とした小規模で実用的なプロジェクトです。
リポジトリの統計情報
- スター数: 1
- フォーク数: 0
- ウォッチャー数: 1
- コミット数: 2
- ファイル数: 5
- メインの言語: Ren’Py
主な特徴
- 単一ファイルの Ren’Py モッド(heartless.rpy)で簡単導入。
- 心拍関連の音声や視覚演出を無効化して不快刺激を削減。
- KSRE(Katawa Shoujo: Re-Engineered)と互換性を想定した設計。
- 軽量で元のゲームの挙動に大きな影響を与えない(オプション的なパッチ的存在)。
技術的なポイント
Heartless は Ren’Py エンジン上で機能するスクリプトを単一の .rpy ファイルとして提供する点が技術上の特徴です。Ren’Py ではスクリプトがロードされた順に定義が上書きされるため、モッドは早期 init ブロックやラベルの再定義、あるいは既存のサウンド呼び出し箇所を無効化するコードを用いることで、心拍音の再生や関連エフェクトの表示を阻止します。具体的には次のような手法が考えられます:心拍用のサウンドファイル再生呼び出しを空処理に差し替える、該当するイメージやアニメーションを非表示化または透明画像に差し替える、サウンドチャンネルのボリュームを部分的にゼロに設定する、あるいは条件分岐で当該処理をスキップするなどです。
単一ファイルモッドの利点は配布と保守の容易さにあり、KSRE の更新や他のモッドとの組み合わせで問題が起きた場合も対象箇所が限定されトラブルシュートが容易になります。一方で、ゲーム内部の呼び出し構造やリソース名に依存するため、KSRE 側のアップデートで内部名称や呼び出しタイミングが変わると効果が失われるリスクがあります。そのため、互換性を保つにはリポジトリでの小まめなテストと、必要に応じて heartless.rpy の修正・バージョン管理が重要です。
また、アクセシビリティ目的のモッドであるため、設定項目の追加(オン/オフ切替、特定の効果のみ無効化)を提供するとユーザー側の柔軟性が増します。技術的には Ren’Py の persistent や preferences、あるいはゲーム内メニューを利用してユーザー設定を保存することが可能です。ライセンスファイル(LICENSE.txt)が同梱されている点は再配布や改変時の留意点として重要です。
プロジェクトの構成
主要なファイルとディレクトリ:
- .gitignore: file
- .vscode: dir
- LICENSE.txt: file
- README.md: file
- heartless.rpy: file
リポジトリは非常にシンプルで、配布対象は heartless.rpy の一つに集約されています。README には導入手順の概要(KSRE 本体をインストール → heartless.rpy を入手 → heartless.rpy をゲームの適切な場所に移動)が記載されており、動作環境は Windows/Mac/Linux とクロスプラットフォームです。リポジトリ自体はコミット数が少なく小規模なため、利用前に現在のリリースやリポジトリのアップデート状況を確認すると良いでしょう。
README の抜粋から分かる導入の流れ(要約):
- Katawa Shoujo: Re-Engineered をインストールする。
- Heartless の heartless.rpy をダウンロードする。
- heartless.rpy を KSRE のゲームフォルダに移動してゲームを再起動する(README にある詳細な配置先に従う)。
まとめ
心拍演出を除去するシンプルで有用なアクセシビリティ向上モッド。導入が容易で、不快感を避けたいプレイヤーに有益です。