Johns Hopkins大学博士論文・修士論文向けLaTeXテンプレート

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概要

本リポジトリ「JHU-thesis-LaTeX」は、Johns Hopkins University(JHU)の博士論文や修士論文を執筆する学生向けに設計されたLaTeXテンプレートです。JHU Sheridan Librariesが定める論文フォーマットのガイドラインに準拠しており、論文構成の各要素をモジュール化して効率的かつ柔軟に編集できる構造を持ちます。OverleafなどのオンラインLaTeX環境でも利用可能で、2025年秋学期時点の最新規定に対応。博士論文、修士論文のみならず、GBO(Graduate Board Outline)やDQE(Doctoral Qualifying Exam)といった提案書の作成にも対応できる汎用性の高いテンプレートです。これによりJHUの学生は、学術的な体裁を確実に守りつつ、執筆に集中できる環境を整えられます。

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リポジトリの統計情報

  • スター数: 1
  • フォーク数: 0
  • ウォッチャー数: 1
  • コミット数: 7
  • ファイル数: 15
  • メインの言語: TeX

主な特徴

  • Johns Hopkins University Sheridan Librariesの論文フォーマット基準に準拠
  • 論文構成をモジュール化し、柔軟かつカスタマイズ可能な設計
  • 博士論文、修士論文、GBO/DQE/thesis proposalsなど多様な学位関連文書に対応
  • OverleafなどのオンラインLaTeX環境での使用を想定し、手軽に始められる

技術的なポイント

本テンプレートは、JHUの厳格な論文フォーマット要件に対応するために詳細な設定と構成管理を行っています。LaTeXの標準クラスやパッケージをベースにしつつ、JHU独自のページレイアウト、余白、フォントサイズ、段落設定、目次・図表目録のスタイルなどを細かく調整しています。これにより、学生はフォーマット違反を心配することなく執筆に集中できます。

構造面では、論文本文、付録、参考文献、謝辞、目次といったセクションをディレクトリ単位で分離し、メインファイルからインクルードして組み立てるモジュール方式を採用。これにより各パートを独立して編集可能で、分割コンパイルや部分的な更新も容易です。また、テンプレート内にはJHUの最新のフォーマット規定に合わせたタイトルページ、表紙、要約(Abstract)、謝辞などのサンプルも含まれているため、初めてJHUの論文を作成する学生でも迷わず使えます。

技術的な互換性にも配慮し、Overleafでの利用を念頭に置いて構成されているため、複雑なローカル環境構築不要でオンライン上で即座に作業を開始可能。PDF出力も安定しており、印刷・提出に適した高品質なフォーマットを実現しています。

さらに、READMEには使い方やカスタマイズ方法、テンプレートの更新履歴などが明記されており、メンテナンス性も考慮されています。今後のJHUフォーマット変更にも柔軟に対応できる拡張性の高さが特徴です。

プロジェクトの構成

主要なファイルとディレクトリ:

  • JHU_thesis_LaTeX.pdf: テンプレートの出力例PDF
  • LICENSE: ライセンスファイル
  • README.md: プロジェクト説明ドキュメント
  • appendix: 付録関連のソースコード群
  • backmatter: 謝辞や参考文献など後半部分の構成ファイル

その他10ファイルを含む:章ごとの.texファイルやスタイル定義ファイルなどを含み、論文全体の構成を包括的にカバーしています。

まとめ

JHU学生に最適化された高品質なLaTeX論文テンプレートです。

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