Kiro用 OpenAI互換ゲートウェイ

AI/ML

概要

Kiro OpenAI Gatewayは、Kiro IDE(AWS CodeWhisperer)向けの「OpenAI互換」プロキシゲートウェイです。目的は、OpenAIのAPIを前提としたクライアントやツールからのリクエストを受け取り、代替のLLMバックエンド(例: Claude系モデルなど)へと透過的に中継して応答を返すことです。Python(3.10+)とFastAPIで実装され、軽量なプロキシとしてローカルやサーバーにデプロイ可能。AGPL v3ライセンスのもとで配布されており、環境変数でAPIキーやエンドポイントを設定して運用します。これにより、OpenAI APIと互換性のある既存ツールを、別のモデル提供者で動かせるようにします。

GitHub

リポジトリの統計情報

  • スター数: 6
  • フォーク数: 3
  • ウォッチャー数: 6
  • コミット数: 7
  • ファイル数: 12
  • メインの言語: Python

主な特徴

  • OpenAI互換APIを提供し、既存のOpenAIクライアントを透過的にサポート
  • Claude系などの代替モデルと連携して無料または別提供者のモデルを利用可能
  • FastAPIベースで非同期処理と高効率なHTTPプロキシングを実現
  • 環境変数による簡単な設定とAGPL v3での配布

技術的なポイント

このプロジェクトはFastAPIを用いた軽量なプロキシ層として設計されており、OpenAI互換のエンドポイント(例: /v1/chat/completions 等)を実装して受けたリクエストを内部で別のLLMプロバイダにマッピングして転送する役割を担います。実装はPython 3.10+を前提にしており、非同期HTTPクライアント(httpx等)とASGIサーバ(uvicorn等)を組み合わせて高い同時接続性能を確保します。認証情報や接続先の設定は .env 等の環境変数で管理する設計で、ミドル層としての責務は「リクエストの整形」「認証ヘッダの注入」「レスポンスのOpenAI互換フォーマットへの変換」「エラー処理・ロギング」に集中しています。AGPL v3ライセンスのため、改変や配布時の取り扱いに注意が必要です。構成自体はシンプルなため、ローカル開発や小規模なサーバー環境に容易にデプロイでき、Kiro IDEやその他OpenAI API依存ツールのバックエンド差し替え用途に適しています。

プロジェクトの構成

主要なファイルとディレクトリ:

  • .env.example: file
  • .gitignore: file
  • CLA.md: file
  • LICENSE: file
  • README.md: file

…他 7 ファイル

まとめ

OpenAI互換を保ちながら代替モデルを利用可能にする実用的なプロキシ実装。

リポジトリ情報:

READMEの抜粋:

🚀 Kiro OpenAI Gateway

OpenAI-compatible proxy gateway for Kiro IDE API (AWS CodeWhisperer)

License: AGPL v3 Python 3.10+ FastAPI

*Use Claude models through any tools that support the O…