Next.js 16 + Docker + Tailwind v4 スターター(next16-docker-tw4-starter)

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概要

Next.js 16 をベースに、開発とデプロイの両面で実用的な設定を詰め込んだスターターテンプレートです。App Router(レイアウトやサーバーコンポーネントを想定)、TypeScript 型安全、PNPM による高速でコンパクトなパッケージ管理、Tailwind CSS v4+ のユーティリティ設計、Next-Auth v5 による認証基盤、そしてマルチステージ Dockerfile を備え、ローカル開発からコンテナ化された本番ビルドまでスムーズに移行できます。テンプレートは「意見を持った最小構成」を目指しており、必要な拡張やカスタマイズを前提にした実務向けの初期配置がされているのが特徴です。

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リポジトリの統計情報

  • スター数: 8
  • フォーク数: 4
  • ウォッチャー数: 8
  • コミット数: 24
  • ファイル数: 28
  • メインの言語: TypeScript

主な特徴

  • Next.js 16 の App Router を中心とした最新のプロジェクト構成
  • PNPM と TypeScript による高速で型安全な開発環境
  • Tailwind CSS v4+ を利用したユーティリティファーストなスタイリング
  • マルチステージ Docker 設定で軽量・再現性のある本番イメージを構築

技術的なポイント

このテンプレートは、現代的なフロントエンド開発に必要な要素を統合して「すぐ使える」状態で提供します。まず Next.js 16 の App Router を採用しているため、layout や server components、streaming(状況により)などの機能を生かした構造を取りやすく、ページやレイアウト分割が自然になります。TypeScript が前提なので型定義を活かした開発がしやすく、早期のバグ検出と IDE サポートが向上します。

パッケージ管理には PNPM を使い、インストール速度とディスク使用量の最適化を図っています。pnpm-lock を含めることで再現可能なビルドが可能です。Tailwind v4+ はユーティリティの拡張や JIT(Just-In-Time)生成の恩恵で高速なスタイリングと小さな CSS 出力を実現します。テンプレートは tailwind の設定ファイルを想定し、テーマ拡張やプラグイン追加が容易です。

認証は Next-Auth v5 を組み込むことで、OAuth やクレデンシャル型の認証フローを App Router に統合できます。環境変数によるプロバイダ設定やセッション管理を前提としており、実運用に向けたトークン・シークレット管理の基礎が備わっています。

デプロイ関連では、マルチステージ Dockerfile によりビルド時の不要ファイルを除外し、最終イメージを軽量化する設計です。CI/CD(GitHub Actions 等)での利用を念頭に、キャッシュフレンドリーなレイヤー分割や、node_modules の扱い、ビルド時の環境変数注入などのベストプラクティスを採用しやすくなっています。さらに ESLint / Prettier や GitHub ワークフロー(テンプレートに含まれている場合)を活用すれば品質を担保しつつ自動化できます。

セキュリティと運用面では、.env.example を置いて機密情報の管理を明示し、Docker 化によって依存の固定化と実行環境の均一化が図れます。カスタマイズポイントとしては、API ルートやミドルウェア、DB(例:Prisma や他の ORM)との接続、国際化や画像最適化などが想定されており、実プロジェクトの要件に合わせて拡張しやすい作りです。

(約700字)

プロジェクトの構成

主要なファイルとディレクトリ:

  • .env.example: file
  • .github: dir
  • .gitignore: file
  • .npmrc: file
  • .nvmrc: file

…他 23 ファイル

まとめ

最新スタックを短時間で立ち上げられる、実務向けの堅実な Next.js スターターテンプレート。

リポジトリ情報:

READMEの抜粋:

Next.js 16 Starter with PNPM, Tailwind v4+, and Docker

A batteries-included starter for building production-ready Next.js apps with App Router, PNPM, Tailwind v4+, TypeScript, and a multi-stage Docker setup.

Next.js 16 Starter