Nordigen APIのNode.jsクライアントライブラリ

Library

概要

nordigen_apiは、GoCardlessが提供する銀行口座データAPI向けの公式Node.jsクライアントライブラリです。銀行口座に関する各種データ取得をプログラム上で簡単に行えるように設計されており、APIの認証からエンドポイント呼び出しまでを一貫してサポートします。JavaScriptで実装されているため、Node.js環境での利用に適しており、銀行取引情報の分析や決済サービスの構築に活用可能です。APIのドキュメントに準拠した設計で、開発者の負担を軽減します。

GitHub

リポジトリの統計情報

  • スター数: 3
  • フォーク数: 0
  • ウォッチャー数: 3
  • コミット数: 30
  • ファイル数: 18
  • メインの言語: JavaScript

主な特徴

  • GoCardlessの銀行口座データAPIに対応した公式Node.jsクライアント
  • API認証(SECRET_ID、SECRET_KEY)の管理が容易
  • 各種銀行口座データ取得のためのエンドポイントを網羅
  • Node.js環境でシンプルに利用できる軽量設計

技術的なポイント

nordigen_apiは、Node.jsで開発された銀行口座データAPIクライアントライブラリで、GoCardlessが提供するNordigen APIの利用を簡易化することを目的としています。APIとの通信にはHTTPリクエストを用い、トークンベースの認証を実装。ユーザーはGoCardlessのBank Account Data Portalから取得したSECRET_IDSECRET_KEYを用いてAPIにアクセスします。

ライブラリ内では、APIの各エンドポイントが関数やメソッドとして抽象化されており、複雑なリクエスト構築やレスポンス解析を開発者が意識する必要がありません。これにより、例えば銀行口座の詳細情報の取得や、取引履歴の一覧取得、口座所有者の確認などが簡単に実行可能です。また、非同期処理にはPromiseやasync/awaitを活用し、Node.jsらしいモダンなコード設計となっています。

環境変数管理のために.env.templateファイルが含まれており、APIキーの安全な管理を促進。さらに、GitHub Actions向けの設定ファイルや.npmignoreなどのパッケージ管理関連ファイルも整備されています。これにより、CI/CD環境での自動テストやパッケージ公開がスムーズに行えます。

コードベースはJavaScriptで書かれており、軽量かつ依存関係も最小限に抑えられています。これにより、既存のNode.jsプロジェクトへの組み込みが容易で、フロントエンドやバックエンドの多様なユースケースに対応可能です。ドキュメントも公式APIの最新情報に合わせて更新されているため、常に最新の金融データサービスと連携できます。

プロジェクトの構成

主要なファイルとディレクトリ:

  • .env.template: APIキーなどの環境変数設定の雛形ファイル
  • .github: GitHub ActionsなどCI/CD設定用ディレクトリ
  • .gitignore: Git管理対象外ファイル指定
  • .npmignore: npmパッケージ公開時に除外するファイル指定
  • .nvmrc: Node.jsのバージョン管理設定ファイル
  • index.js(想定): ライブラリのエントリーポイント
  • package.json: 依存関係やスクリプト管理
  • README.md: ライブラリの利用方法や概要説明
  • その他のソースコードファイルやテストファイル

まとめ

Node.jsで銀行口座データAPIを手軽に扱える公式ライブラリ。

リポジトリ情報:

READMEの抜粋:

Nordigen Node.js Library

This is official Node client library for GoCardless Bank Account Data.

For a full list of endpoints and arguments, see the docs.

Before starting to use API you will need to create a new secret and get your SECRET_ID and SECRET_KEY from the GoCardless Bank Account Data Portal.