Paul-o-Burguer - Vue.jsで作るカスタムハンバーガー注文アプリ

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概要

「Paul-o-Burguer」は、IFMS(Instituto Federal de Mato Grosso do Sul)のシステム開発コースの実習課題として作成されたVue.jsベースのWebアプリケーションです。ユーザーが自分の好みに合わせてハンバーガーをカスタマイズし、注文をシミュレートできるのが特徴。フロントエンドにはVue.js 3とVue Routerを使用し、バックエンドはJSON Serverを利用して疑似的なAPIを構築しています。これにより、実際のサーバーを用いずに注文情報の保存や取得が可能です。HTMLとCSSでUIを整え、シンプルながら機能的な注文体験を提供します。

GitHub

リポジトリの統計情報

  • スター数: 2
  • フォーク数: 0
  • ウォッチャー数: 2
  • コミット数: 3
  • ファイル数: 8
  • メインの言語: Vue

主な特徴

  • Vue.js 3とVue RouterによるSPA(シングルページアプリケーション)構成
  • JSON Serverを利用した疑似REST APIで注文データをローカル管理
  • ユーザーがハンバーガーの材料を自由に選択し、カスタマイズ可能
  • シンプルで直感的なUI設計により学習用教材としても有効

技術的なポイント

本プロジェクトは、フロントエンドにVue.js 3を採用し、コンポーネントベースで開発されています。Vue Routerを使うことで、ページ遷移なしに注文画面や履歴画面など複数の画面を切り替えられるSPA(Single Page Application)を実現。これによりユーザー体験が向上し、レスポンスの速い操作感を提供しています。

バックエンドはJSON Serverを用いています。これはNode.jsベースの軽量なモックサーバーで、JSONファイルを元にRESTfulなAPIを疑似的に提供できるため、本格的なAPI開発を行わずにデータのCRUD操作が可能です。注文情報はローカルのJSONファイルに保存され、実際のDBを用いないシンプルな実装ながら、API通信の流れを学べる点が魅力です。

アプリのUIはHTMLとCSSで構築されており、Vue.jsのデータバインディング機能を活用して、ユーザーが選択した具材の状態をリアルタイムで反映。ハンバーガーの見た目や価格が動的に変化する仕様で、ユーザーの操作に即時フィードバックが得られます。これにより、フロントエンド技術の基本であるリアクティブな画面更新や状態管理について実践的に理解できます。

また、npmによる依存管理とビルド環境が整備されており、npm installコマンドで必要なライブラリを導入後、ローカルサーバーを立ち上げて動作確認が可能です。ドキュメントもわかりやすく記述されており、実際の開発フローを追体験できる点もポイントです。

このように、「Paul-o-Burguer」はVue.jsの基本的な使い方から、API通信の概念、簡単な状態管理、SPA設計までを包括的に学べる教材的リポジトリとして優れています。初心者がフロントエンド開発の基礎を体験しつつ、実用的なWebアプリ開発の流れを掴むのに適したプロジェクトです。

プロジェクトの構成

主要なファイルとディレクトリ:

  • .gitignore: Gitで管理しないファイルやディレクトリを指定
  • README.md: プロジェクト概要や実行手順などのドキュメント
  • babel.config.js: Babelの設定ファイル、ES6+をES5に変換するための設定
  • db: データベース用ディレクトリ JSON Serverが読み込むJSONファイルを格納
  • package-lock.json: npm依存関係のロックファイル
  • package.json: npmの依存関係やスクリプトを定義
  • src: Vue.jsのソースコードを格納するディレクトリ(コンポーネントやルーター設定含む)
  • public: 静的ファイル(index.htmlや画像など)

これらのファイル構成は、Vue CLIで作成された標準的なプロジェクト構成を踏襲しており、学習しやすく拡張性も高い設計です。

まとめ

Vue.jsとJSON Serverを活用した初心者向けハンバーガー注文アプリの実習教材。


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