PvPToggle - グローバルPvP制御プラグイン

Other

概要

PvPToggleは、Minecraftサーバー上でプレイヤー同士が攻撃し合うPvP要素を、サーバー管理者がグローバルに簡単に切り替えられるプラグインです。直接的なプレイヤーへの攻撃や、矢などの飛び道具によるダメージを有効・無効にできるため、イベント時や特定の時間帯でPvPを制御したい場合に最適です。コマンドベースで操作が可能で、権限管理ツールLuckPermsと連携し、操作権限を細かく設定できます。バージョン1.21に対応し、間もなく1.21.1版もリリース予定のため、最新のMinecraft環境で活用できます。

GitHub

リポジトリの統計情報

  • スター数: 1
  • フォーク数: 0
  • ウォッチャー数: 1
  • コミット数: 2
  • ファイル数: 9
  • メインの言語: Java

主な特徴

  • グローバルにPvPの有効・無効を切り替え可能
  • 直接攻撃と飛び道具攻撃の両方を制御
  • シンプルなコマンド操作(/pvptoggle help, on, off)
  • LuckPermsと連携した権限管理対応

技術的なポイント

PvPToggleはJavaで開発されたMinecraftサーバー用プラグインで、主にBukkitやSpigotなどのサーバーAPIと連携して動作します。PvPの有効・無効を制御する際、プレイヤー同士のダメージイベントを監視し、条件に応じてダメージをキャンセルする仕組みを備えています。特に、直接攻撃(近接攻撃)だけでなく、弓矢やトリップワイヤー矢などの飛び道具によるダメージも検知し、これらを一括して制御可能なのが特徴です。

コマンドは「/pvptoggle on」「/pvptoggle off」でPvPの状態を切り替え、「/pvptoggle help」で利用可能なコマンド一覧を表示します。これにより、サーバー管理者はリアルタイムでPvPの状態を変更でき、イベント開催時やメンテナンス中など柔軟に対応できます。さらに権限管理ツールLuckPermsとの連携により、どのユーザーがコマンドを実行できるか細かく制御可能です。プラグインに用意された権限ノード(例:pvptoggle.on, pvptoggle.off)を適切に割り当てることで、信頼できる管理者だけがPvP設定を変更できるように設計されています。

構成面ではGradleを用いたビルドシステムを採用し、build.gradlegradle.propertiesなどの設定ファイルを備えています。これにより、依存関係管理やビルドの自動化が容易になっており、開発やメンテナンスの効率化に寄与しています。ソースコードは全9ファイルとコンパクトにまとめられ、必要最低限の機能に特化した設計がなされています。

対応バージョンは現時点でMinecraft 1.21に対応済みで、近く1.21.1へのアップデートも予定されています。最新バージョンへの対応は、プラグインの安定性や互換性確保に重要な要素であり、継続的なメンテナンスの意思が見て取れます。インストールも簡単で、Modrinthなどの配布サイトからダウンロード可能です。

このプラグインはサーバー運営者がPvP環境を柔軟にコントロールしたいというニーズに応え、シンプルかつ確実な方法で実装されている点が魅力です。特に小規模から中規模のサーバーで、特定時間だけPvPを許可したい場合や、トラブル防止のためにPvPを一時的に無効化したい場合に効果的に活用できます。

プロジェクトの構成

主要なファイルとディレクトリ:

  • .gitignore: Git管理除外設定ファイル
  • README.md: プロジェクト概要と使い方を記載
  • build.gradle: Gradleビルド設定ファイル
  • gradle.properties: Gradleプロパティ設定ファイル
  • gradle: Gradleラッパーディレクトリ(ビルドツール)
  • src/main/java: Javaソースコード
  • plugin.yml: プラグインのメタ情報とコマンド設定ファイル
  • その他設定ファイルやリソース

まとめ

シンプルかつ効果的なPvP制御プラグインとして有用。

リポジトリ情報: