QuakeRPG:FTEQuakeを活用したオープンワールドRPG

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概要

QuakeRPGは、Quakeシリーズの一種であるFTEQuakeエンジンをベースにしたオープンワールドRPGプロジェクトです。開発者RennyC4が手掛けており、GLSLを中心にグラフィックス表現を強化。Quakeの持つ独特の世界観を活かしつつ、自由度の高いゲームプレイとRPG要素を融合させています。このリポジトリには、ゲームを動かすためのコアファイル群とカスタムプラグインが含まれ、既存のQuakeエンジンに新たな生命を吹き込む試みがなされています。

GitHub

リポジトリの統計情報

  • スター数: 1
  • フォーク数: 1
  • ウォッチャー数: 1
  • コミット数: 3
  • ファイル数: 19
  • メインの言語: GLSL

主な特徴

  • FTEQuakeエンジンを基盤にしたオープンワールドRPGの構築
  • GLSLによる高度なシェーダー表現の採用
  • 独自のプラグイン(fteplug_cod_x64.dll、fteplug_ezhud_x64.dll)による機能拡張
  • 豊富なゲームデータを含むdataディレクトリを活用し、多彩なゲームコンテンツを実装

技術的なポイント

QuakeRPGプロジェクトの核となる技術的要素は、FTEQuakeエンジンの活用とGLSLシェーダーによるグラフィックス表現の強化にあります。FTEQuakeはQuakeゲームのファンメイド・エンジンの一つで、オープンソースかつ高度なカスタマイズ性を持つため、RPG的要素の追加やゲームシステムの拡張が比較的容易です。このリポジトリでは、GLSLがメイン言語として使われていることから、リアルタイムのシェーダー処理を活かしたビジュアル表現に重点が置かれていることが伺えます。

また、リポジトリ内のDLLファイル(fteplug_cod_x64.dll、fteplug_ezhud_x64.dll)は、FTEQuakeのプラグインとして機能し、ゲームプレイの拡張やHUD(ヘッドアップディスプレイ)のカスタマイズなどに対応しています。これにより、標準のQuakeエンジンでは難しい独自機能の実装が可能になっています。

ゲームデータはdataディレクトリにまとめられており、アイテム、マップ、敵キャラクター、クエストなどRPGに必要なデータ資源が管理されています。default.fmfなどのファイルは、ゲームの初期設定やシーン管理に活用されていると思われます。これらのファイル構成により、ゲームの拡張や修正を行いやすい設計になっています。

コミット数が少ない点から推察すると、現状はまだ開発初期またはプロトタイプ段階の可能性がありますが、既存のファイル構成とプラグインの仕組みは今後の拡張に十分対応可能なものです。GitHub上でのスターやフォークはまだ少ないものの、FTEQuakeのコミュニティやQuakeファンにとっては興味深いプロジェクトと言えるでしょう。

プロジェクトの構成

主要なファイルとディレクトリ:

  • README.md: プロジェクトの概要や導入方法の説明
  • data: ゲーム内のマップ、アイテム、キャラクターなどのデータを格納するディレクトリ
  • default.fmf: ゲームの初期シーンや設定を管理するファイル
  • fteplug_cod_x64.dll: FTEQuake用のコードプラグイン。ゲームロジックや機能拡張を担当
  • fteplug_ezhud_x64.dll: HUD関連のカスタムプラグイン
  • その他14ファイル: シェーダーファイルや設定ファイル、スクリプトなど、多様なゲーム構成要素を含む

まとめ

FTEQuakeを活用したオープンワールドRPGの可能性を示す注目プロジェクト。

リポジトリ情報:

READMEの抜粋:

QuakeRPG

Open World RPG using FTEQuake

https://github.com/shpuld/sui-qc