quickprompt:VS Code内でプロジェクト構造を即時プロンプト化するツール
概要
quickpromptは、Visual Studio Code上で選択したファイル群やプロジェクト構造をもとに、ChatGPTへそのまま貼り付け可能なプロンプトをワンクリックで生成するツールです。TypeScriptで開発されたVS Code拡張機能として提供されており、複数ファイルの内容をまとめてAIに解析や質問を投げたいケースに最適です。従来の手動コピー&ペーストの手間を減らし、開発者のAI活用を効率化します。ファイル選択→右クリック→「Generate Prompt」の簡単操作で即座に生成できるため、ChatGPT連携がスムーズに行えます。
リポジトリの統計情報
- スター数: 4
- フォーク数: 0
- ウォッチャー数: 4
- コミット数: 5
- ファイル数: 13
- メインの言語: TypeScript
主な特徴
- VS Codeのエクスプローラー上で複数ファイルを選択し右クリックで即座にChatGPT用プロンプト生成
- 選択ファイルのパスと内容を整理し、読みやすいテキスト形式で出力
- シンプルかつ軽量なTypeScript実装のVS Code拡張機能
- 開発中のコードレビューや質問、説明依頼など多用途で活用可能
技術的なポイント
quickpromptはTypeScriptで書かれたVisual Studio Code拡張機能であり、VS Code APIを活用してユーザーのファイル選択情報を取得し、対象ファイルのパスおよび中身を読み込みます。選択された複数のファイルを一括で処理することで、プロジェクトの構造を反映したテキストプロンプトを生成。これにより、ChatGPTや他の言語モデルへ投げる際に最適なフォーマットで情報を提供可能です。
拡張機能はVS Codeのコンテキストメニューに「Generate Prompt」コマンドを追加し、ユーザーは右クリック操作のみで利用できます。ファイルシステムAPIを用いてファイル読み込みを非同期で行い、処理のパフォーマンスを確保。生成されるプロンプトはファイル名やディレクトリ階層を明示しつつ、ソースコードやテキスト内容をそのまま貼り付けできる形式に整形されます。
また、実装はシンプルで保守性が高く、TypeScriptの型安全性を活かしながら堅牢に設計。VS Codeの拡張機能として標準の開発フローに則り、package.jsonでコマンド登録や権限設定を行っています。これにより、将来的な機能拡張や他ツールとの連携も見据えた構成です。
ユーザーにとっては、AIにコードの説明や改修点の提案を求める際、従来の手動コピー&ペーストの煩雑さを大幅に削減。特に複数ファイルにまたがる大規模なコードベースでもワンクリックでプロンプト化できるため、ChatGPTとの対話効率が飛躍的に向上します。開発現場でのAI活用促進に貢献するツールと言えるでしょう。
プロジェクトの構成
主要なファイルとディレクトリ:
- .gitignore: git管理対象外ファイルを指定
- .vscode-test.mjs: VS Code拡張のテスト用スクリプト
- .vscode: VS Code設定ディレクトリ
- .vscodeignore: 拡張機能パッケージに含めないファイル指定
- CHANGELOG.md: 更新履歴
- README.md: プロジェクト説明
- package.json: 拡張機能の設定・依存管理
- src/extension.ts: 拡張機能のメイン実装ファイル
- tsconfig.json: TypeScriptコンパイラ設定
- その他設定・サポートファイル
まとめ
VS Code上で手軽にChatGPT用プロンプトを生成し、AI活用を加速する便利な拡張機能。
リポジトリ情報:
- 名前: quickprompt
- 説明: 説明なし
- スター数: 4
- 言語: TypeScript
- URL: https://github.com/hegasz/quickprompt
- オーナー: hegasz
- アバター: https://avatars.githubusercontent.com/u/92811523?v=4