RageMP ボイラープレート(TypeScript + Webpack)
概要
RageMP-Boilerplate は、RageMP サーバー向けスクリプト開発を開始するためのシンプルなテンプレートです。プロジェクトは TypeScript と Webpack を中心に構成され、基本的な tsconfig とコミュニティ提供の型宣言を取り込み、開発時のビルド/ウォッチ用スクリプトが用意されています。依存管理には pnpm を推奨しており、実際の RageMP サーバー実行ファイル(サーバ本体)は別途ルートに配置する必要がある点が明示されています。最小限のセットアップで TypeScript による型安全なスクリプトを構築し、Webpack によってバンドルしてサーバへデプロイする流れをサポートします。
リポジトリの統計情報
- スター数: 2
- フォーク数: 0
- ウォッチャー数: 2
- コミット数: 3
- ファイル数: 9
- メインの言語: JavaScript
主な特徴
- TypeScript を用いた基本構成(tsconfig 等)を提供
- RageMP Community の型定義を組み込み、API の型安全性を確保
- Webpack を使ったビルドパイプラインとウォッチスクリプトを用意
- pnpm を推奨する軽量な依存管理と素早い初期セットアップ
技術的なポイント
このボイラープレートは、RageMP 用スクリプト開発でよくある初期設定を省力化することに特化しています。まず TypeScript を採用しているため、API の型チェックや IDE による補完が使える点が大きな利点です。README にある「RageMP Community Types」は、RageMP のクライアント/サーバ API 呼び出しやイベント名、オブジェクトの型情報を提供することで、ランタイムエラーをコンパイル時に検出しやすくします。
ビルドには Webpack を利用しており、複数のエントリポイントやモジュールを単一または複数のバンドルにまとめることで、RageMP が要求するリソース配布形式に合わせられます。開発時は Webpack のウォッチモードやスクリプトから自動ビルドを行い、変更を素早く反映できます。package.json に定義されたスクリプト(build, watch 等)を用いることで、pnpm i 後すぐに開発体験を始められる点も特徴です。
構成面では、conf.json や development.js のような設定ファイルが含まれており、環境ごとの設定切り替えや開発用の初期化処理を分けて管理できます。なお、実際の RageMP サーバー本体ファイルはプロジェクトに含まれないため、リポジトリをクローンした後に別途サーバファイルをルートに配置する必要があります。これによりライセンスや配布の問題を回避しつつ、テンプレート自体は軽量に保たれています。
総じて、このボイラープレートは「TypeScript と Webpack による最低限のテンプレート」を求める開発者向けで、型安全性とビルド自動化の恩恵を受けつつ短期間で開発環境を構築できる点が魅力です。拡張時は Webpack 設定や tsconfig、型定義の追加でゲーム内の複雑なロジックやクライアント/サーバ間の同期処理に対応させることができます。
プロジェクトの構成
主要なファイルとディレクトリ:
- .gitignore: file
- Readme.md: file
- conf.json: file
- development.js: file
- package.json: file
…他 4 ファイル
まとめ
TypeScript と Webpack を使った軽量で実用的な RageMP 開発の出発点。
リポジトリ情報:
- 名前: RageMP-Boilerplate
- 説明: 説明なし
- スター数: 2
- 言語: JavaScript
- URL: https://github.com/TommS2/RageMP-Boilerplate
- オーナー: TommS2
- アバター: https://avatars.githubusercontent.com/u/89741085?v=4
READMEの抜粋:
RageMP Boilerplate
Introduction
This is a basic boilerplate, built using Typescript and Webpack as a compiler.
Content
- Basic Typescript configuration.
- RageMP Community Types.
- Basic scripts to build and watch for development.
Getting Started
To run be able to run this boilerplate, first you gotta install all the dependencies.
I recommend using pnpm:
pnpm i
Then, you have to install and add RageMP server files on the root directory.