RBAC-nodeによるNode.jsベースの役割ベースアクセス制御API
概要
RBAC-nodeは、Node.js環境で役割ベースアクセス制御(RBAC)を実装したシンプルなAPIプロジェクトです。ExpressフレームワークとMongoDBを用いてユーザー登録やログイン機能を持ち、JWT(JSON Web Token)による認証を行います。ユーザーの役割(admin、manager、user)に応じてルートへのアクセス制限をかける仕組みを備えており、認証と認可の基本的な流れを理解・体験するのに最適です。学習用や小規模プロジェクトでのRBAC導入の雛形として活用できます。
リポジトリの統計情報
- スター数: 1
- フォーク数: 0
- ウォッチャー数: 1
- コミット数: 4
- ファイル数: 5
- メインの言語: JavaScript
主な特徴
- JWTによるトークンベース認証を実装している
- admin、manager、userの3段階の役割に基づくルート保護
- ユーザーの登録とログイン機能を備える
- トークン検証と役割認可のためのミドルウェアを利用
技術的なポイント
RBAC-nodeはNode.jsのExpressフレームワークを用い、MongoDBをデータベースとして組み合わせたAPI実装です。認証にはJWTを使い、ユーザーがログインするとトークンが発行されます。このトークンは以降のリクエスト時に送信され、ミドルウェアで検証されます。これによりAPIの無許可アクセスを防ぎます。
また、RBAC(Role-Based Access Control)の核となる「役割」によるアクセス制御は、リクエストのルートごとに設定されたミドルウェアによって実現されます。例えば管理者(admin)のみがアクセス可能な管理画面のAPIや、マネージャー(manager)が利用できるレポート閲覧APIなど、役割によって異なるアクセス権を細かく分けることができます。これは、ユーザー情報に紐付けられたrole属性をJWTトークン内に含めているため、ミドルウェアがトークンを解析するだけで認可判定が可能です。
ユーザー登録時にはパスワードのハッシュ化も行われており、セキュリティの基本が押さえられています。MongoDBにユーザーデータを保存し、適宜クエリで認証・認可に必要な情報を取得します。Expressのルーティング構造はシンプルで、拡張やカスタマイズがしやすい設計です。
このリポジトリはあくまで学習目的の簡易実装ですが、現場でのAPI開発における認証・認可の基礎知識を学ぶうえで非常に有用です。JWTの発行・検証、Expressミドルウェアによる認可ロジックの分離、MongoDBとの連携といった要素を通じて、実践的なRBAC活用方法の理解が深まります。加えて、コードの構造が明快なため、初心者でも全体の流れを追いやすく、実際のプロジェクトでの応用にも繋げやすい点が魅力です。
プロジェクトの構成
主要なファイルとディレクトリ:
- .gitignore: Gitで追跡しないファイルを指定
- README.md: プロジェクトの概要と使い方の説明
- package-lock.json: 依存パッケージのバージョン固定ファイル
- package.json: 依存関係やスクリプト情報を管理
- src: ソースコードディレクトリ(ルーティング、ミドルウェア、モデル等)
まとめ
Node.jsとJWTで実装したシンプルなRBAC APIの学習用リポジトリ。
リポジトリ情報:
- 名前: RBAC-node
- 説明: 説明なし
- スター数: 1
- 言語: JavaScript
- URL: https://github.com/HellersonMurilo/RBAC-node
- オーナー: HellersonMurilo
- アバター: https://avatars.githubusercontent.com/u/113321890?v=4