Roblox Studio MCP サーバー V1
概要
このリポジトリは、ローカルで稼働する TypeScript ベースの Node サーバーと、Roblox Studio 側へ配置する Lua プラグイン(plugin/loader.server.lua)を組み合わせて使うツールです。サーバーはデフォルトでポート8081をリッスンし、外部ツールやエディタから送られてくるコードや指示を受け取り、それを「MCP」に書き込む(注:ここでは外部との通信ポイントとしてのMCP)ことを目的としています。セットアップは npm install → npm run build → Roblox Studio の ServerScriptService にプラグインを配置するだけで試せる手軽さがあり、ローカルでのコード注入や自動化を試す用途に向いています。
リポジトリの統計情報
- スター数: 1
- フォーク数: 0
- ウォッチャー数: 1
- コミット数: 7
- ファイル数: 7
- メインの言語: TypeScript
主な特徴
- ローカル Node サーバー(TypeScript)を用いた受信・書き込み機能(ポート8081)
- Roblox Studio 用のサーバー側プラグイン(plugin/loader.server.lua)を同梱
- シンプルな導入手順(npm install → npm run build → プラグインを貼り付け)
- 開発ワークフローの自動化やコードのライブ注入を試せる実験的ユーティリティ
技術的なポイント
このプロジェクトは TypeScript 製の Node サーバーと、Roblox Studio 内で動作する Lua スクリプト(プラグイン)という二層構成が特徴です。README の説明からは、サーバーはビルド(npm run build)してから起動する想定で、ビルド後の出力を Node で実行する流れが一般的です。サーバーはポート8081をリッスンしていて、外部からの HTTP リクエストやペイロードを受け取って処理し、「MCP」へ書き込みを行う役割を持ちます。
Roblox 側の plugin/loader.server.lua は、Roblox Studio の ServerScriptService に貼り付けて動作させるプラグインです。一般的には Roblox の HttpService(あるいは Studio プラグイン API)を介してローカルサーバーと通信し、受信したコマンドやコードをゲーム内オブジェクトやサーバースクリプトに反映させる実装になっていると推測されます。このため、ローカル通信を許可する設定や、Studio 側でのプラグイン有効化が必要になる点に注意してください。
セキュリティ面では、ローカルであっても未認証の HTTP エンドポイントを公開するリスクがあります。実運用やチーム共有を行う場合は、トークン認証、署名付きリクエスト、TLS の活用(ローカルでは ngrok 等で HTTPS を中継する方法)を検討すると良いでしょう。また、Roblox への書き込み操作は慎重に扱う必要があり、送信データのバリデーションやログ記録、エラーハンドリングを整備することを推奨します。
拡張の方向性としては、IDE との統合、差分のみ適用するホットリロード、WebSocket や gRPC による双方向通信、権限管理やレート制御の追加などが考えられます。TypeScript の恩恵によりサーバー側の型安全性やデバッグのしやすさが期待でき、プラグイン側も Lua 側の実装を整えることでより堅牢な開発フローを構築できます。
プロジェクトの構成
主要なファイルとディレクトリ:
- LICENSE: file
- README.md: file
- package-lock.json: file
- package.json: file
- plugin: dir
…他 2 ファイル
(plugin ディレクトリ内には loader.server.lua が含まれており、これを ServerScriptService に貼り付けて使用します)
まとめ
ローカルでの Roblox 開発の自動化やライブ注入を手軽に試せる実験的ツールです。
リポジトリ情報:
- 名前: roblox-studio-mcp-server-V1
- 説明: It creates a server from port :8081 then it will receive and write code or what ever tool to the MCP!
- スター数: 1
- 言語: TypeScript
- URL: https://github.com/Alexpoopy1/roblox-studio-mcp-server-V1
- オーナー: Alexpoopy1
- アバター: https://avatars.githubusercontent.com/u/190562228?v=4
READMEの抜粋:
Roblox Studio MCP Assistant - Quick Start
1. Installation
Step A: Setup Node Server
- Open terminal in this folder (
C:/Desktop/roblox-studio-mcp-server-V1). - Install dependencies: npm install
- Build the server: npm run build
Step B: Install Roblox Plugin
- Copy the file
plugin/loader.server.luafrom this folder. - Open Roblox Studio.
- Right-click ServerScriptService in the Explorer -> Paste into…