SD2_Ticker:ESP8266搭載のサイバーパンク風暗号通貨価格ディスプレイ

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概要

SD2_Tickerは、ESP-12F(ESP8266チップ)をコアにした小型デバイスで、1.54インチIPSディスプレイ(240×240ピクセル)に暗号通貨の価格情報をリアルタイムに表示します。対象は主流のSOL、ETH、BTCで、インターネット経由で最新価格を取得。さらに彩度の高いサイバーパンクスタイルの虹色の動的フレームアニメーションを組み合わせ、視覚的な魅力を高めています。WiFi対応で2.4GHz帯に接続でき、USB Type-C接続によるファームウェア書き込みも可能。コンパクトかつスタイリッシュな外観で、価格監視ツールとしての実用性とデザイン性を両立したプロジェクトです。

GitHub

リポジトリの統計情報

  • スター数: 5
  • フォーク数: 0
  • ウォッチャー数: 5
  • コミット数: 9
  • ファイル数: 7
  • メインの言語: C

主な特徴

  • ESP8266搭載の省電力かつ高性能なマイコンボードを採用
  • 1.54インチ240×240ピクセルIPS液晶による鮮明な表示
  • SOL、ETH、BTCの暗号通貨価格をリアルタイム表示
  • サイバーパンク風の虹色流動フレームとピクセル消失効果による動的演出
  • 2.4GHz WiFi接続対応でオンライン価格情報を取得
  • USB Type-C端子とCH340Cチップによる簡単なファームウェア書き込み

技術的なポイント

本プロジェクトは、ESP8266マイコンの豊富なネットワーク機能を活用し、暗号通貨の価格情報をリアルタイムで取得・表示するIoTデバイスとして設計されています。ESP-12Fモジュールを搭載しており、省電力ながらWiFi接続を通じてAPIから最新の価格データを取得可能。ディスプレイは1.54インチのIPS液晶で、240×240ピクセルの高解像度を持ち、視認性の高い表示が特徴です。

特筆すべきは、サイバーパンクをイメージした彩り豊かな虹色フレームのアニメーション効果です。この動的なフレームは、各ピクセルの消失と流動的な色変化を組み合わせており、視覚的に強いインパクトを与えながらも価格情報の視認性を損なわないよう調整されています。アニメーションの制御はマイコン内で効率的に処理されており、CPU負荷を抑えつつ滑らかな動きを実現しています。

価格情報の取得は、インターネット上の暗号通貨APIを利用。WiFi接続設定は2.4GHz帯に対応しており、安定した通信環境を確保しています。USB Type-CコネクタとCH340Cチップにより、ファームウェアの書き込みやアップデートが容易で、ユーザーは専門知識がなくとも手軽にデバイスのメンテナンスを行えます。

ソフトウェアは主にC言語で実装されており、低レベルでのハードウェア制御とネットワーク通信を両立。ディスプレイ制御やアニメーション描画は、効率的なメモリ管理とタイミング制御によって実現されています。さらに、Pythonスクリプト(api.py)が含まれており、APIアクセスやデータ取得の補助ツールとして機能。これにより、APIのレスポンス解析やデータの前処理を柔軟に行えます。

全体として、ハードウェア設計とソフトウェア開発がバランス良く統合されており、DIYエレクトロニクスの初心者から経験者まで幅広い層に対応できる設計となっています。デザイン面でも、サイバーパンク風のビジュアル演出が差別化要素となり、単なる価格表示機器を超えた魅力的なプロダクトに仕上がっています。

プロジェクトの構成

主要なファイルとディレクトリ:

  • .gitignore: Git管理対象外ファイルを定義
  • .pio: PlatformIOビルド関連ディレクトリ
  • README.md: プロジェクト概要と使用方法説明
  • SD2_Ticker示例.gif: 製品動作のデモGIF画像
  • api.py: 暗号通貨APIアクセスやデータ処理用Pythonスクリプト
  • main.c: メインプログラム(推測)
  • display.c/h: ディスプレイ制御関連コード(推測)

まとめ

ESP8266とIPS液晶を活かした暗号通貨価格表示機器。サイバーパンク風の演出が特徴的。

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