SIGAA UFBA 時間割コード自動翻訳ブラウザ拡張機能

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概要

SIGAA UFBA - Tradutor de Horáriosは、ブラジルの連邦バイーア大学(UFBA)が提供する学内情報システムSIGAAの授業時間割コードを自動的に翻訳するブラウザ拡張機能です。SIGAAの時間割は独特なコード体系で表記されており、学生にとって直感的に理解しづらい点が課題でした。本拡張機能は、これらのコードを「曜日・時間帯」などの人間に分かりやすい形式に変換し、学習計画の立案や授業選択の利便性を向上させます。Google ChromeやFirefoxなどのブラウザで動作し、ページ上に浮動するボタンから翻訳を有効化可能。さらに操作説明を含むポップアップも備えています。

GitHub

リポジトリの統計情報

  • スター数: 27
  • フォーク数: 0
  • ウォッチャー数: 27
  • コミット数: 9
  • ファイル数: 9
  • メインの言語: JavaScript

主な特徴

  • SIGAAシステムの授業時間割コードを自動的に人間可読形式に翻訳
  • ページに浮動するボタンで翻訳機能のオン・オフ切替が可能
  • 翻訳例や使い方を示すポップアップインターフェースを搭載
  • 対象ページを自動検出し、不要なページでは動作しない設計

技術的なポイント

本プロジェクトは主にJavaScriptで実装されたブラウザ拡張機能であり、SIGAAの時間割コードの解読・翻訳処理を行います。SIGAAの時間割コードは一見して意味が分かりにくい文字列(例:「7T2345」)ですが、この拡張機能はそれらを曜日や時間帯に対応する日本語テキストに変換。解析ロジックはコードの各文字や数字が持つ意味をパターンマッチング等で判定し、対応する曜日や開始・終了時間の文字列を生成します。

拡張はブラウザのコンテンツスクリプト(content.js)として動作し、SIGAAの特定URLパターンにマッチした場合にのみ有効化されます。ユーザーには画面上のフローティングボタンが表示され、これを押すとページ内のコードが一括翻訳される仕組みです。さらに、ユーザーが理解を深めやすいように、使い方やコード例を示すポップアップも搭載。これにより初めて利用するユーザーでも操作方法に迷いません。

UIはシンプルかつ軽量に設計されており、拡張機能のアイコンは128×128・48×48・16×16ピクセルのPNGで用意されています。全体のコードベースは9ファイル程度に収まり、保守性も高い構成です。

また、GitHub上でのコミットは9回と多くはありませんが、必要十分な機能を安定的に実装していることが伺えます。スター数は27で、一定のニーズがあることを示しています。フォークは現時点で0ですが、オープンソースとして誰でもカスタマイズ可能なため、今後の発展も期待されます。

プロジェクトの構成

主要なファイルとディレクトリ:

  • README.md: プロジェクトの概要や使い方を記載したドキュメント
  • content.js: ページ上で動作する主要なコンテンツスクリプト。時間割コードの検出・翻訳機能を実装
  • icon128.png: 拡張機能の128×128ピクセルアイコン
  • icon48.png: 拡張機能の48×48ピクセルアイコン
  • icon16.png: 拡張機能の16×16ピクセルアイコン
  • background.js: 拡張機能のバックグラウンド処理(必要に応じて)
  • manifest.json: 拡張機能のメタ情報・権限設定を記述したマニフェストファイル
  • popup.html: ポップアップUIのHTMLファイル。使い方や翻訳例を表示
  • popup.js: ポップアップの動作を制御するJavaScriptファイル

これらのファイルが連携し、SIGAAの時間割コードの自動翻訳及びユーザーインターフェースを提供しています。

まとめ

SIGAAの時間割コードを直感的に理解可能にする便利なブラウザ拡張機能。

リポジトリ情報: