シェーダー図書館 (The Library Of Shaders)
概要
The Library Of Shaders は、シェーダー(主に GLSL フラグメントシェーダー)を学ぶためのオープンなライブラリと解説集です。著作権やライセンスの制約を気にせず利用できるコンテンツ群を目指しており、ShaderToy 形式の uniform 入力を標準としてサンプルコードを記述しています。リポジトリにはドキュメント(docs)と MkDocs の設定が含まれており、GitHub Pages を通じた公開サイト(https://snorfield.github.io/The-Library-Of-Shaders/)を備えています。初心者に向けた基本概念の解説から、視覚的に魅力的なエフェクト例まで幅広い教材が集約されています。
リポジトリの統計情報
- スター数: 4
- フォーク数: 2
- ウォッチャー数: 4
- コミット数: 30
- ファイル数: 5
- メインの言語: 未指定
主な特徴
- ShaderToy 互換の uniform(例: iResolution, iTime)を前提にしたサンプルコードと解説を提供。学習環境の一貫性を保つ。
- 著作権・ライセンスフリーをうたう教材群で、実践的なコードをそのまま学習やプロトタイプに転用可能。
- MkDocs を用いたドキュメント構成により、Markdown での執筆・公開が容易。GitHub Pages でのホスティングに対応。
- 外部貢献を歓迎する明確なルール(Contribution Rules)を用意し、寄稿者が統一された形式で記事やサンプルを追加できる。
技術的なポイント
このリポジトリは、シェーダー学習のための「教材+実例」両面を重視して設計されています。技術的に注目すべき点はまず、ShaderToy の uniform 入力仕様を標準化していることです。iResolution(ビューポート解像度)、iTime(経過時間)などの統一された入力を前提とすることで、サンプルを異なる環境(ShaderToy、ローカルの WebGL ベースのプレイヤー、あるいは教育用のラボ)で再利用しやすくなっています。これにより、学習者は基礎概念(画素ごとの計算、座標変換、ノイズ、ライティング、色操作など)を共通インターフェースで体験できます。
次に、ドキュメント構成に MkDocs を採用している点です。mkdocs.yml が含まれていることで、Markdown ファイルから静的なドキュメントサイトを簡単に生成・デプロイ可能です。docs ディレクトリには教材や解説が整理され、GitHub Pages と組み合わせることで継続的に公開できます。これは教育リソースとしてのメンテナンス性を高め、寄稿者がローカルでプレビューしてプルリクエストを送るワークフローにも適しています。
また「著作権・ライセンスフリー」を掲げることは技術面での利便性を意味しますが、同時に寄稿時のガバナンス(寄稿フォーマット、コントリビューションルール)を厳格にする必要性を伴います。README に記載された Contribution Rules では、コードの統一的な記述規約(ShaderToy 標準の uniforms の使用など)を求めることで、サンプル間の互換性と理解のしやすさを確保しています。加えて、サンプルは主にフラグメントシェーダー志向で、視覚効果の説明を重視するため、数式やコーディングパターンの解説が付随しやすい構造です。総じて、実践的な GLSL の学習を効率化するための構成と方針がリポジトリ全体に反映されています。
プロジェクトの構成
主要なファイルとディレクトリ:
- .github: dir — ワークフローや Issue / PR テンプレートが入る想定のディレクトリ(貢献フロー管理)。
- LICENSE: file — リポジトリの利用許諾に関するファイル。README は「ライセンスフリー」を示唆しているため、実際の内容を確認することを推奨。
- README.md: file — プロジェクト概要、貢献ルール、使用例(Shader Inputs)などのエントリーポイント。
- docs: dir — MkDocs 用のドキュメントと解説記事、サンプル説明が配置されるディレクトリ。静的サイト生成の元データ。
- mkdocs.yml: file — MkDocs の設定ファイル。サイト構成、ナビゲーション、テーマ設定などを定義し、GitHub Pages への公開を容易にする。
まとめ
教育向けに整理された ShaderToy 互換のシェーダー集で、実践学習と共同執筆に適した構成です。
リポジトリ情報:
- 名前: The-Library-Of-Shaders
- 説明: Library of shaders and explanations to empower developers to learn shader development
- スター数: 4
- 言語: null
- URL: https://github.com/Snorfield/The-Library-Of-Shaders
- オーナー: Snorfield
- アバター: https://avatars.githubusercontent.com/u/225273460?v=4
READMEの抜粋:
The Library Of Shaders
https://snorfield.github.io/The-Library-Of-Shaders/
Copyright and license free library of shaders and explanations to empower developers to learn shader development
Contribution Rules
So you want to add your own articles or other stuff to this project. That’s awesome, there’s just a few rules for contribution.
Rule 1
Use the ShaderToy uniforms in all of your code.
Shader Inputs
uniform vec3 iResolution; // viewport resolution (in pixels...