The-Stoat-Stash のユーティリティ集

Library

概要

The-Stoat-Stash は、Godot 4 向けの単一ファイルユーティリティライブラリです。ゲームジャムやプロトタイピングを念頭に置き、導入の手間を最小限に抑えることを目的としています。使い方はシンプルで、stoat_stash.gd をダウンロードしてプロジェクトに追加し、Autoload(シングルトンスクリプト)として登録するだけで利用可能。具体的にはカメラの軽いシェイク、効果音の再生、バッファ付き入力登録など、よくあるゲーム処理をラップした関数群が提供されており、プロジェクトに素早く便利機能を追加できます。設計は「意見を押し付けない(unopinionated)」ため、既存のコードベースに馴染ませやすく、余計な依存性も持ちません。

GitHub

リポジトリの統計情報

  • スター数: 4
  • フォーク数: 0
  • ウォッチャー数: 4
  • コミット数: 16
  • ファイル数: 9
  • メインの言語: GDScript

主な特徴

  • 単一ファイル(stoat_stash.gd)で管理される軽量ユーティリティ
  • Godot 4 向け、Autoload として即導入可能
  • カメラシェイク、効果音再生、バッファ付き入力などの便利関数を提供
  • ゲームジャムやプロトタイプに適した非侵襲的な設計

技術的なポイント

The-Stoat-Stash は GDScript で書かれた単一ファイルのユーティリティ集で、Godot 4 プロジェクトに Autoload(シングルトン)として組み込む運用を前提にしています。これによりグローバル関数的にアクセスでき、ノード間での参照を気にせずにユーティリティを呼び出すことができます。README にある例からは、StoatStash.shake_light($Camera2D) のように Camera2D ノードに対して軽いシェイク処理を実行したり、StoatStash.play_sfx(explosion_sound) で効果音を簡潔に鳴らす API が用意されていることがわかります。

バッファ付き入力(register_input_tracking)は、ジャンプ入力など短時間しか押されないコマンドを取りこぼさないための実装で、プラットフォーマーでの “coyote time” や入力受け取り猶予を実現するのに有用です。内部的にはフラグ管理や時間カウント(delta 経過管理)で入力状態を一時保存し、consume 系の関数で消費することで一度だけ有効化する典型的なパターンが想定されます。

設計方針としては最小限の依存に抑え、既存のプロジェクト構成や命名規則に影響を与えないことを重視しています。単一ファイル配布により、配布・移植が容易で、必要に応じてコードを直接読み替え・拡張できる点も利点です。小規模プロジェクトや短期開発において、汎用的で即戦力となるツール群を提供することが最大の価値と言えるでしょう。

プロジェクトの構成

主要なファイルとディレクトリ:

  • .editorconfig: file
  • .gitattributes: file
  • .gitignore: file
  • LICENSE: file
  • README.md: file

…他 4 ファイル

まとめ

軽量で導入しやすく、プロトタイプ向けに最適な GDScript ユーティリティ集。

リポジトリ情報:

READMEの抜粋:

The Stoat Stash

A single file utility library for godot 4, aimed to be unopinionated and easy to use. Primarily for game jams and prototyping.

Install

  1. Download stoat_stash.gd
  2. Add to godot project
  3. Add file as autoload script

Quick Start

# Camera Shake
StoatStash.shake_light($Camera2D)

# Play sound effect
StoatStash.play_sfx(explosion_sound)

# buffered input (great for platformers)
StoatStash.register_input_tracking("jump")
if is_on_floor() and StoatStash.consume_b...