trashcommandのごみ箱機能を実現するJava製サーバーモッド

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概要

trashcommandは、Minecraftのサーバー専用に設計されたJava製の軽量モッドで、プレイヤーが最後に破壊したブロックや消失させたアイテムを取り消す機能を提供します。誤操作によるデータ損失を防止し、ゲーム体験の安全性を高めることを目的としています。サーバー側のみで動作するため、クライアント側の環境を変更する必要がなく、既存のサーバーに簡単に導入可能です。機能はシンプルながらも実用的で、コミット数7、ファイル数12とコンパクトにまとめられており、Java言語で実装されています。

GitHub

リポジトリの統計情報

  • スター数: 1
  • フォーク数: 0
  • ウォッチャー数: 1
  • コミット数: 7
  • ファイル数: 12
  • メインの言語: Java

主な特徴

  • 直前に破壊したブロックやアイテムの復元(取り消し)機能を提供
  • サーバー側のみのインストールで動作、クライアント側は非依存
  • 軽量かつシンプルな設計で既存サーバーへの導入が容易
  • コマンドベースで操作可能、ユーザーフレンドリーなインターフェース

技術的なポイント

trashcommandは、Minecraftのサーバープラットフォーム向けにJavaで実装されたモッドであり、ゲーム内の破壊イベントを検知して情報を保存し、プレイヤーが誤って破壊したブロックや消失させたアイテムをコマンドで復元できる仕組みを構築しています。サーバー側のみの導入を可能にすることで、クライアント側の複雑な環境整備や互換性問題を回避。これにより、既存のマルチプレイヤーサーバーに対しても、手軽に安全性向上の機能を付加できます。

内部的には、イベントリスナーを登録してブロック破壊やアイテム消失のトリガーを検知し、対象情報を一時的に保存。復元コマンド発行時には、その情報を参照して該当位置にブロックを再設置したり、アイテムをプレイヤーのインベントリに戻す処理を行います。これらの処理は非同期的に行われ、サーバーのパフォーマンスへの影響を最小限に抑える設計がなされています。

また、コマンドベースのユーザインターフェースは、複雑なGUIを必要とせず、サーバー管理者やプレイヤーが直感的に使用可能。実装はメンテナンス性を考慮し、小規模なコミット数ながらも明確に機能が分割されているため、カスタマイズや機能拡張も容易です。Javaの標準的なコーディングスタイルに沿い、可読性の高いコードベースが特徴的です。

さらに、モッドは軽量でありながら堅牢性を兼ね備えており、イベントの多発する大型サーバー環境でも安定した動作を期待できます。OSSとして公開されているため、コミュニティによる改善や機能追加も見込める点で今後の発展性もあります。

プロジェクトの構成

主要なファイルとディレクトリ:

  • .gitattributes: Gitの属性設定ファイル
  • .github: GitHub関連の設定ディレクトリ(ワークフロー等)
  • .gitignore: Git管理外ファイル指定
  • LICENSE: ライセンスファイル
  • README.md: プロジェクトの概要説明
  • src/: Javaソースコードディレクトリ(主にイベントリスナーやコマンド処理を実装)
  • resources/: モッドで使用される設定ファイルや言語ファイルなど
  • build.gradle: ビルドツールGradleの設定ファイル
  • settings.gradle: Gradleのプロジェクト設定ファイル
  • その他のプロジェクト管理用ファイル

まとめ

サーバー側のみで動作するシンプルかつ実用的なごみ箱モッド。

リポジトリ情報:

READMEの抜粋:

trashcommand