Tutor SSLCommerz — Tutor LMS 用 SSLCommerz 決済プラグイン

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概要

Tutor SSLCommerz は、Tutor LMS プラットフォーム向けに SSLCommerz 決済ゲートウェイを統合するためのプラグインです。主にコース購入のワンタイム決済に対応しており、BDT(バングラデシュ・タカ)をはじめ USD、EUR、GBP 等の複数通貨をサポートする設計になっています。WordPress プラグインとして導入し、Tutor の支払いオプションに SSLCommerz を追加することで、受講者は決済画面で SSLCommerz のフローを利用してコース購入を完了できます。実装は PHP ベースで比較的シンプル、必要最小限のファイル構成と設定で動作する点が特徴です。

GitHub

リポジトリの統計情報

  • スター数: 60
  • フォーク数: 7
  • ウォッチャー数: 60
  • コミット数: 9
  • ファイル数: 11
  • メインの言語: PHP

主な特徴

  • Tutor LMS に対するワンタイム(単発)コース決済をサポート
  • SSLCommerz API を利用したリダイレクト決済フローに対応
  • 複数通貨のサポート(BDT, USD, EUR, GBP 等)
  • 軽量で導入しやすいプラグイン構成、カスタマイズが容易

技術的なポイント

このプラグインは WordPress(PHP)プラグインとして実装され、Tutor LMS の支払いフックに接続する形で動作します。基本的な決済フローは以下の通りです:購入リクエスト受信 → SSLCommerz API へ支払い要求を送信 → ユーザーをSSLCommerzの支払いページにリダイレクト → 決済完了後のコールバック(IPN)で支払い結果を検証し、Tutor の注文/受講状態を更新。API 呼び出しには公開鍵/秘密鍵を用いる想定で、リクエスト・レスポンスの検証や署名チェックが重要です。

コード構成は極めてシンプルで、プラグイン本体(フック登録、管理画面オプション)、決済処理ロジック(リクエスト生成・送信)、コールバック処理(検証・注文更新)、資産(assets)と composer の依存管理に分かれます。composer.json を含むため外部ライブラリを追加しやすく、autoload によるクラス分割や将来的な拡張も可能です。

セキュリティ面では、外部からのコールバックは必ず SSLCommerz 側の署名やトランザクションID、金額の照合で検証する必要があります。WordPress の nonce、権限チェック、データのサニタイズ・バリデーションも導入しておくべきです。エラーハンドリングはユーザー体験に直結するため、決済失敗時のリダイレクト先やログ記録(管理者向け通知)を用意すると運用が楽になります。

現状のリポジトリはコミット数が少なく基本機能に集中した実装ですが、実運用を考えると次のような改善点が挙げられます:テスト(ユニット・統合)、詳細なログと管理画面、Webhook のリトライ対策、支払い通貨と為替変換の扱い、定期支払い(サブスクリプション)やエラー監視の追加。これらを実装すれば商用サイトでの信頼性が高まります。

プロジェクトの構成

主要なファイルとディレクトリ:

  • .gitignore: file
  • README.md: file
  • assets: dir
  • composer.json: file
  • composer.lock: file

…他 6 ファイル

まとめ

Tutor LMS に簡潔に SSLCommerz 決済を追加したい場合に有用な軽量プラグインです。

リポジトリ情報:

READMEの抜粋:

Tutor SSLCommerz Payment Gateway

Author: Hasin Hayder
GitHub: https://github.com/hasinhayder
Plugin Repository: https://github.com/hasinhayder/tutor-sslcommerz

SSLCommerz payment gateway integration for Tutor LMS. This plugin enables one-time course payments through SSLCommerz.

Features

  • ✅ One-time payments for course purchases
  • ✅ Support for multiple currencies (BDT, USD, EUR, GBP, et…