Tweets Against Humanity(ツイート・アゲインスト・ヒューマニティ)

Tool

概要

Tweets Against Humanityは、Twitter(X)をカードゲーム風に変換して閲覧体験をリデザインする小さなプロジェクトです。画面上のツイート群を「手札」と見なし、その中から1件だけ選んで中身を読むというルールでタイムラインを巡ります。結果としてユーザーは重要なものを選ぶ習慣がつき、スクロール中心の情報摂取から一歩引いた閲覧スタイルが得られます。実験的で遊び心のあるUXを、ブラウザ拡張またはユーザースクリプトとして手軽に導入できます。

GitHub

リポジトリの統計情報

  • スター数: 13
  • フォーク数: 0
  • ウォッチャー数: 13
  • コミット数: 18
  • ファイル数: 6
  • メインの言語: JavaScript

主な特徴

  • Twitter(X)のタイムラインをデッキ構築型の閲覧体験に変える(手札から1つ選ぶルール)
  • ブラウザ拡張/ユーザースクリプト両対応で導入が簡単
  • 軽量なJavaScriptと静的アセット群で実装、オンデバイスで動作
  • プライバシーポリシーやライセンス情報を同梱し配布面にも配慮

技術的なポイント

Tweets Against Humanityは主にJavaScriptで記述され、ブラウザ拡張もしくはユーザースクリプトとしてTwitterのDOMを拡張する仕組みを採っています。実装上の肝は、Twitterのタイムラインから「カード(ツイート)」を抽出して独自UIに変換し、ユーザーの選択・破棄のフローを制御する点です。具体的にはMutationObserverや既存のDOMクラスに対するセレクタでツイート要素を監視・取得し、オーバーレイやポップアップ風のUIを挿入して「手札」を表示します。スタイリングやアイコン類はassetsディレクトリにまとめられ、extension/imagesにアイコンが配置されているため視覚表現も整っています。

状態管理は軽量なローカルストレージ(localStorage等)で行う想定で、進行やデッキの状態をブラウザ内に保持します。これにより外部サーバー不要で動作し、プライバシー面のリスクを低く抑えられます。ユーザースクリプトとして配布する場合はGreaseMonkey/Tampermonkey互換のメタ情報(META.mdなど)を用意し、拡張として配布する場合はmanifestや拡張固有の設定を追加する必要があります。

注意点として、Twitter/XのDOMやクラス名は頻繁に変わるため、セレクタ依存の実装はメンテナンスが必要です。また、アクセシビリティやキーボード操作のサポート、外部リンクの扱い、画像やメディアの遅延読み込み等も検討課題になります。PRIVACY_POLICY.mdやLICENSEが同梱されているため、配布や利用に関する基本的な配慮はなされています。全体的に小規模で実験的なプロジェクトのため、開発者が自分用にカスタマイズして楽しむのに適した構成です。

プロジェクトの構成

主要なファイルとディレクトリ:

  • LICENSE: file
  • META.md: file
  • PRIVACY_POLICY.md: file
  • README.md: file
  • assets: dir

…他 1 ファイル

まとめ

ツイッター閲覧を遊び化する斬新な実験プロジェクト。気軽に試せる拡張です。