unp - 多機能アーカイブツール

概要

「unp」はGo言語で実装された多機能アーカイブツールで、ZIP、TAR、tar.gz、tar.bz2、tar.xz、gz、bz2、xzといった多様な圧縮形式を自動で検出し、解凍・圧縮を行えます。パスワード保護されたZIPファイルの解凍や、ファイルの権限情報の保持、複数ファイルの一括処理にも対応。さらに、ディレクトリの不正アクセスを防ぐ安全設計を施しており、コマンドライン上でのファイル管理を快適にします。設定の柔軟性も高く、出力先の指定や元ファイルの保持など、ユーザーのニーズに合わせて使い分け可能です。

リポジトリの統計情報

スター数: 15
フォーク数: 0
ウォッチャー数: 15
コミット数: 2
ファイル数: 5
メインの言語: Go

主な特徴

多種圧縮形式の自動検出と対応（ZIP、TAR、tar.gz、tar.bz2、tar.xz、gz、bz2、xzなど）
AES256によるZIPファイルのパスワード保護対応
ディレクトリトラバーサルやZip爆弾対策を含む安全な解凍処理
複数ファイルの一括処理に対応し、権限や属性を正確に保持可能

技術的なポイント

「unp」はGo言語で開発されており、その特徴として高速で安全な圧縮・解凍処理を実現しています。まず、圧縮形式はファイルヘッダ情報や拡張子から自動的に判別されるため、ユーザーが明示的にフォーマットを指定する手間を省いています。この自動判別機能は、複数のアーカイブフォーマットを一つのツールでシームレスに扱う上で非常に有用です。

対応している圧縮形式は、ZIPやTARの基本的なものから、圧縮率が高いgzip、bzip2、xzといったフォーマットまで幅広く、実用上カバー率が高いのが特徴です。特にZIP形式に関しては、AES256暗号化されたパスワード保護ファイルにも対応しており、セキュアなファイルの取り扱いニーズに応えています。

安全面にも配慮されており、ディレクトリトラバーサル攻撃を防ぐために展開パスの検証を行うほか、ZIP爆弾（極端に圧縮率の高い悪意あるファイル）を検出し、システムのリソースを守ります。これにより、信頼性の高い運用が可能です。

また、複数ファイルの一括解凍や圧縮にも対応しており、効率的なバッチ処理が可能です。ファイルの実行権限や所有権などの属性情報も保持されるため、Unix系システムでの運用においてもファイルの状態を正確に再現できます。

設定面では、解凍後に元ファイルを残すか削除するか、出力先ディレクトリの指定、パスワードの入力方法など、柔軟にカスタマイズ可能です。Goのシンプルな構造とクロスプラットフォーム対応により、WindowsやLinux、macOSなど様々な環境で同じ操作性を実現しています。

総じて、「unp」は日々の圧縮・解凍作業を自動化・安全化しつつ、多様な圧縮形式を一元管理できるツールとして、特にコマンドラインユーザーや開発者、システム管理者にとって有用な選択肢となるでしょう。

プロジェクトの構成

主要なファイルとディレクトリ：

README.md: プロジェクトの概要と使用方法記載
go.mod: Goモジュールの依存管理ファイル
go.sum: 依存パッケージのチェックサム管理
main.go: ツールのメイン実装ファイル
使用文档.md: 中国語の詳細使用マニュアル

まとめ

多様な圧縮形式に対応し、安全かつ効率的に解凍・圧縮できるGo製ツール。

リポジトリ情報：

名前: unp
説明: unp 是一个用 Go 语言编写的通用归档工具，支持多种压缩格式的自动检测、解压和压缩功能。
スター数: 15
言語: Go
URL: https://github.com/qdxiao/unp
オーナー: qdxiao
アバター: https://avatars.githubusercontent.com/u/101927303?v=4