概要

このリポジトリは、XRPL（XRP Ledger）向けウォレット接続のテンプレート実装です。Next.js と TypeScript を中心に構成され、UI は shadcn と Tailwind CSS で整えられています。XUMM、GEM、CROSSMARK といったウォレットの接続フローをサポートしており、認証・署名のハンドリングや接続状態の管理を行うための土台が用意されています。開発用の環境ファイルテンプレートやコード品質設定（ESLint）も含まれており、実運用に向けたカスタマイズも容易です（約300字）。

リポジトリの統計情報

スター数: 15
フォーク数: 0
ウォッチャー数: 15
コミット数: 12
ファイル数: 13
メインの言語: TypeScript

主な特徴

XRPL対応ウォレット（XUMM、GEM、CROSSMARK）との接続テンプレートを提供
Next.js + TypeScript によるモダンなフロントエンド構成
shadcn UI と Tailwind CSS による再利用可能なコンポーネント設計
開発を始めやすい .env テンプレートと ESLint 設定を同梱

技術的なポイント

このプロジェクトは Next.js（create-next-app ベース）と TypeScript を採用し、クライアントサイドでのウォレット接続とセッション管理を主眼に置いています。UI 層は shadcn（Radix + Tailwind のラッパ）と Tailwind CSS を組み合わせることで、アクセシビリティやカスタマイズ性を保ちながら高速に見た目を整えられます。ウォレット連携部分は各ウォレットの仕様に合わせた接続フロー（例えば XUMM の deep link / SDK、GEM や CROSSMARK のブラウザ拡張連携）を想定しており、署名リクエストの作成・送信・レスポンス処理までの流れがテンプレート化されています。環境依存の設定は .env.template で管理し、API キーやリダイレクト URI、ネットワーク設定（mainnet/testnet）を切り替えられます。開発者向けの静的型付け（TypeScript）と ESLint によるコード品質チェックにより、セキュリティやバグの混入を低減。構造的には、ウォレット接続ロジックをサービス層やユーティリティに分離し、UI コンポーネントは可能な限りプレゼンテーショナルに保つことで再利用性を高めています。デプロイは Next.js 標準の Vercel や任意の静的ホスティングに対応可能で、環境切り替えやビルド構成も標準的な手順で行えます。（約700字）

プロジェクトの構成

主要なファイルとディレクトリ：

.env.template: 環境変数のテンプレート。ウォレットやAPIの設定（ネットワーク・鍵・リダイレクトURIなど）をここで管理します。開発時はこれをコピーして .env.local を作成します。
.eslintrc.json: ESLint の設定ファイル。TypeScript と React 向けのルールを定義し、コード品質と一貫性を保ちます。
.gitignore: gitで追跡しないファイル一覧。ビルド成果物や node_modules、環境ファイルを除外します。
README.md: プロジェクト概要、セットアップ手順、サポートされるウォレットなどの説明が記載されています。テンプレートの使い方が最初に確認できる重要ドキュメントです。
components.json: shadcn やコンポーネント定義に関する設定ファイル（コンポーネントのスキャフォールディングやメタ情報を管理している想定）。
package.json: 依存関係とスクリプト（dev/build/start/lint/testなど）を定義します。Next.js、Tailwind CSS、shadcn、TypeScript 関連のパッケージが含まれます。
tsconfig.json: TypeScript のコンパイラ設定。パスエイリアスや厳密な型チェックの設定が施されていることが多いです。
next.config.js: Next.js のビルド・ルーティング設定。環境に応じた設定変更や画像最適化の指定を行います。
tailwind.config.cjs / postcss.config.cjs: Tailwind と PostCSS の設定ファイル。カスタムカラーやブレークポイント、プラグイン設定がここに入ります。
src/components/: UI コンポーネント群（ボタン、モーダル、ウォレット接続ボタンなど）。shadcn のスタイルガイドに沿った構成で再利用しやすく分割されています。
src/lib/ または src/utils/: ウォレット接続ロジック、XRPL との通信ユーティリティ、署名リクエスト生成などのビジネスロジックを配置する想定のディレクトリ。
public/: 画像や OGP など静的アセットを格納。プロジェクトの ogp 参照パスと一致する画像をここに置くことが多いです。 …他 8 ファイル（設定やビルド関連の補助ファイル、テストやドキュメント補助ファイルなど）

（それぞれのファイルはテンプレートとして最小限の実装を提供し、開発者が自分のプロジェクト要件に合わせて置き換え・拡張できる構成です。）

まとめ

XRPL向けのウォレット接続を素早く実装できる、Next.jsベースの実用的なテンプレートです（約50字）。

リポジトリ情報：

名前: Web3-Wallet-Connect
説明: 説明なし
スター数: 15
言語: TypeScript
URL: https://github.com/dominiktomanfull/Web3-Wallet-Connect
オーナー: dominiktomanfull
アバター: https://avatars.githubusercontent.com/u/247900747?v=4

READMEの抜粋： This is a Next.js project bootstrapped with create-next-app.

Welcome to wallet connect template for xrpl!

This is a template for a wallet connect app for the xrpl. It is built with next.js, shadcn and tailwind css!

Which wallets are supported?

This template supports the following wallets:

#…

Web3 Wallet Connect — XRPL向けウォレット接続テンプレート