WhatsAppテンプレート送信プラグイン for WordPress

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概要

本リポジトリ「whatsapp-template-sender」は、WordPressの管理画面からWhatsApp Business APIのテンプレートメッセージ(HSM)を送信できるプラグインです。特に、通常のチャットセッションの24時間ルール外でメッセージを開始したい場合に役立ちます。管理者はシンプルなUIでテンプレートを選択し送信でき、送信履歴やメッセージログも一元管理。既存のCRMやPBXシステムが対応しきれない部分を補完し、顧客対応効率の向上に貢献します。

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リポジトリの統計情報

  • スター数: 1
  • フォーク数: 0
  • ウォッチャー数: 1
  • コミット数: 3
  • ファイル数: 8
  • メインの言語: PHP

主な特徴

  • WordPress管理画面からWhatsAppテンプレートメッセージを直接送信可能
  • 高度構造化メッセージ(HSM)を利用し、24時間ルール外のメッセージ開始を支援
  • 送信メッセージのログと履歴をプラグイン内で管理
  • 既存のWhatsAppチャットシステムやPBXでは対応困難な用途を補完

技術的なポイント

本プラグインはPHPで実装され、WordPressの管理画面に統合されています。WhatsApp Business APIを介してテンプレートメッセージを送信する機能を備え、API呼び出しには認証情報やテンプレートID、パラメータの指定が可能です。WordPressのフックや管理画面のUIコンポーネントを活用し、管理者がテンプレートを選択・送信できるインターフェースを提供しています。

特に注目すべきは、WhatsAppの24時間ルールに対応したメッセージ送信の仕組みです。通常、顧客からの最後のメッセージから24時間以内でなければ自由にメッセージを送信できませんが、本プラグインはテンプレートメッセージ(HSM)を利用することで、管理者が新たに会話を開始できる点が特徴です。これにより、3CXなどの既存PBXシステムでは制限のあったケースでの顧客連絡が可能となります。

さらに、送信したメッセージはWordPressのデータベースに記録され、メッセージの送信履歴として参照可能です。これにより、顧客対応のトレーサビリティを確保し、複数の管理者での運用や後からの確認が容易になります。プラグインのコードはシンプルに保たれており、カスタマイズや拡張も比較的容易です。

UI面では、WordPress管理者がテンプレートの一覧から選択し、必要なパラメータを入力して送信ボタンを押すだけで利用できる設計です。これにより、技術的な専門知識が少ないユーザーでも手軽にWhatsAppでの顧客連絡を実現できます。

プロジェクトの構成

主要なファイルとディレクトリ:

  • .gitattributes: file(Git管理の属性設定)
  • .gitignore: file(Gitで無視するファイル指定)
  • README.md: file(プロジェクト概要と使い方)
  • assets: dir(プラグインの画像やスタイルなどのアセット)
  • build.sh: file(ビルドやデプロイ用のシェルスクリプト)
  • main PHPファイル群(プラグインのコア処理を実装)
  • 設定ファイルやテンプレート関連ファイル

これらにより、プラグインのインストール・管理・拡張が容易に行えます。

まとめ

WordPress管理画面から手軽にWhatsAppテンプレートメッセージを送信可能な実用的プラグイン。

リポジトリ情報: