X を WordPress にワンクリック投稿する Chrome 拡張
概要
X to WordPress Auto-Poster は、X(旧Twitter)上のツイートをワンクリックで WordPress 投稿に変換して送信できる Chrome 拡張です。投稿本文の変換に加え、ツイートに含まれる画像などのメディアを添付し、WordPress 側でカテゴリーやタグを設定、下書きまたは公開の選択ができる点を特徴とします。自己ホストの WordPress(5.6以上)との連携を想定しており、フロントエンドは content.js を中心とした非常にシンプルなコード構成になっています。拡張機能は各ツイートの下にボタンを差し込み、ボタン操作で投稿処理を自動化するUXを提供します。(約300字)
リポジトリの統計情報
- スター数: 1
- フォーク数: 0
- ウォッチャー数: 1
- コミット数: 8
- ファイル数: 9
- メインの言語: JavaScript
主な特徴
- X(Twitter)上の各投稿に専用ボタンを追加し、ワンクリックで WordPress に投稿を作成可能。
- 投稿本文だけでなく、ツイート内の画像等のメディアを添付して投稿できる(README の機能説明に基づく)。
- カテゴリー、タグの割り当てと、下書き(draft)/公開(publish)状態の切替が可能。
- シンプルな構成で自己ホスト WordPress(5.6+)との連携を想定しており、手軽に導入できる設計。
技術的なポイント
本プロジェクトは Chrome 拡張としての典型的な構成を採用しており、content.js を中心にブラウザ上の DOM に介入して UI(ボタン)を差し込む実装が行われています。README にあるとおり WordPress 5.6 以上を想定しているため、投稿の作成やメディアアップロード、カテゴリー/タグ指定などは WordPress の REST API を利用する設計が自然です。拡張側はツイートのテキストや画像 URL を取得し、必要に応じて変換(引用やリンク付与、HTML の整形)してから REST エンドポイントへ POST リクエストを送る流れが想定されます。
セキュリティ面では、WordPress API へ投稿するための認証方法(アプリケーションパスワードや OAuth2 等)の選定が重要です。自己ホスト前提であればアプリケーションパスワードを用いたベーシック認証やトークン管理が実用的で、拡張のオプション画面でエンドポイントと認証情報を設定する実装が考えられます。メディアの取り扱いは、まず外部画像を取得して一時的にクロールしてアップロード(multipart/form-data)し、返却されるメディア ID を投稿に紐付ける手順が一般的です。
拡張の実行環境はブラウザのコンテンツスクリプトによる操作のため、CORS や同一生成元ポリシーに留意する必要があります。背景スクリプトやオプションページを利用して設定の保存・認証トークンの保持を行い、content.js は最小限の DOM 操作と API 呼び出しのトリガーに集中させると設計が明確になります。全体として、軽量なコードベースで「X の投稿を素早く WordPress に移行する」ユースケースに最適化されたアプローチが取られています。(約700字)
プロジェクトの構成
主要なファイルとディレクトリ:
- .gitignore: Git 管理から除外するファイルの定義。node_modules 等が想定されます。
- CHANGELOG.md: リリースや変更履歴の記録。
- LICENSE: ライセンス情報(利用許諾)。必ず確認して利用方針を決めること。
- README.md: プロジェクトの概要、セットアップ、使い方、サポート情報が記載されています。Chrome 拡張の導入手順や WordPress 側の要件もここに要約されています。
- content.js: 拡張機能のコアで、X 上のツイートにボタンを差し込みクリック時の処理を実行するコンテンツスクリプト。DOM から投稿テキストとメディア URL を抽出し、バックエンドとして WordPress REST API に投稿リクエストを送る役割と推測されます。
- manifest.json(想定): Chrome 拡張のメタデータ、パーミッション、コンテンツスクリプトの登録などを定義するファイル。リポジトリ内に同等の設定ファイルが存在すると拡張を動かせます。
- options.html / popup.html(想定): 拡張の設定画面やポップアップ UI。WordPress の接続情報(エンドポイント、認証情報)をユーザーが入力・保存するインターフェースとして機能します。
- background.js(想定): 長時間実行や認証トークンの管理、クロスオリジン通信のブリッジを行う場合に使用。content.js からのリクエストを仲介する役割を果たします。
(注)リポジトリにはファイル数が少なく、コアは content.js と README に集中しています。詳しい設定や追加 UI は README を参照し、必要であれば manifest 等を適宜作成してローカルで拡張を読み込む手順が必要です。
…他 4 ファイル
まとめ
X の投稿を手軽に WordPress に移せる実用的な拡張。シンプルで導入しやすく、自己ホスト環境での運用に適します。(約50字)